2020 年に Google の「ショッピング」タブから始まった「無料リスティング」は活用されていますか?Google の検索結果に連動して、自社の商品をアピールすることができるため、特に EC サイトにとっては重要な存在です。今回は、無料リスティングの概要や、掲載に必要な Google Merchant Center についてご紹介します。
Google の「無料リスティング」とは?
Google の「ショッピング」タブをはじめとした各種サービスに、ショップで販売している商品を掲載できるサービスです。「ショッピング」タブの他には、YouTube、Google 検索、Google 画像検索、Google レンズなどに掲載されます。
参考:Google Merchant Center ヘルプ
・Google に商品を無料で表示する
・Google で無料リスティングが掲載される場所
Google ショッピング広告との関係
Google ショッピング広告は、「すべて」のタブをはじめ、主要なページの検索結果の上部等に表示されます。一方で、無料リスティングは「すべて」のタブには表示されず、「ショッピング」タブの広告枠よりも下に表示されます。
Google の公式ドキュメントでは、無料リスティングは Google ショッピング広告を補完するものであり、併用が推奨されています。併用した場合、平均でクリック数が 50% 以上、インプレッション数が 100% 以上増加した事例もあり、特に中小企業では大きな増加が見られるそうです。
参考:Google 広告「ショッピングタブの無料リスティング」
Google ショッピング広告について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
「無料リスティング」の実績の計測方法は?
Google Merchant Center にはパフォーマンスレポートが用意されており、クリック数やインプレッション数、コンバージョンなどの指標を見ることができます。
参考:Google Merchant Center ヘルプ「Merchant Center のパフォーマンス レポートについて」
また、Google Merchant Center の「自動タグ設定」をオンにすることで、 Google アナリティクス 4 で以下のように細かく計測することも可能です。
- 参照元プラットフォーム: ショッピングの無料リスティング
- 参照元: Google
- メディア: オーガニック
- キャンペーン: ショッピングの無料リスティング
- デフォルト チャネル グループ: オーガニック ショッピング
参考:アナリティクスヘルプ「[GA4] Google Merchant Center の統合」
Google の「無料リスティング」で商品を掲載するには?
掲載には Google Merchant Center が必要
無料リスティングで商品を掲載するには Google Merchant Center の開設や、仕様に沿った適切な商品データの送信、審査通過などの対応が必要になります。Google Merchant Center のアカウント開設や商品データを登録する詳しい手順は、以下のブログでご紹介しています。
また、商品は一度掲載すれば終わりではなく、効果的な集客につなげるためには定期的なメンテナンスが必要です。日々発生する在庫切れや新商品の追加、価格の変更などを適切に Google Merchant Center へ連携できるよう、商品データを自動的にアップロードする仕組みを構築しましょう。
「無料リスティング」の掲載にはデータフィード管理ツールの利用がオススメ
Google Merchant Center に登録した商品データのメンテナンスには、データフィード管理ツールの利用がオススメです。「ショッピング」タブへの商品掲載に必要な商品フィードの作成や、より効果的な掲載に向けて商品フィードを改善することができます。
データフィード管理ツール「dfplus.io」では、Google ショッピング広告や無料リスティングだけでなく、Criteo、Meta Advantage+ カタログ広告(旧称:Facebook ダイナミック広告)、Instagram ショッピング、Pinterest など、様々な媒体のデータフィードを一元管理することができます。
3 週間の無料トライアルもあるので、ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問合せください。
さいごに
Google ショッピング広告と無料リスティングの効果を最大化するためには、フィードの改善が欠かせません。具体的なテクニックについては、セミナーレポートでご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。