ネットショッピングが普及している現在において、購入検討時におけるレビュー情報の重要性が高まってきています。
本記事ではレビュー情報を活用した販促施策を検討している方向けにレビュー情報の重要になっている背景を整理したうえで、オススメのサービス「ReviCo」をご紹介します。
ReviCoは良質なレビューをカンタン収集、購買の悩み・不安を解消し購入率アップに繋げるサービスです。
レビュー情報の重要性について
まずは新型コロナウイルスの影響以降、ネットショッピング利用がどの程度伸びているかを見ていきます。下図の通り、総務省が調査を開始した2002年以降初めて5割を超えています。肌感覚としては、この傾向は一過性ではないように思われます。
ノースウェスタン大学の調査では、レビューによって、1.9倍 〜 3.8倍まで購入率が高まるというデータが出ています。また、一般的にも73%が商品の購入前にレビューを見ると言われています。
一方で、「やらせレビュー」も見過ごせない大きな問題として報道されることがあります。*
ECサイト運営者としては、いかに質の良いレビューを数多く集めるか、という点が、レビュー活用のポイントです。それを簡単に実現できるサービスの一つが、ReviCoです。
ReviCoとは
ReviCoは、国内最大級のEC支援会社であるecbeing社が設立したReviCoが提供しています。レビュアーの情報収集をはじめ、レビューの質や投稿数の向上、レビュー対象商品等に関するコンテンツの最適化によるユーザーの購買体験の向上など、「レビュー」自体に関するサービスを横断的に展開し、売上向上を支援するレビュープラットフォームです。
レビューの最適化に加え、ReviCoを通じて集めた情報をマーケティングデータとして活用できるサービスを目指しているそうです。
ちなみに、ReviCoはecbeing導入企業以外のサイトでも利用可能です。
ReviCo機能紹介
レビューは大きく、「集める」 → 「見つける」 → 「魅せる」 → 「活かす」の4ステップに分けられます。今回は各ステップに応じたReviCoの機能をご紹介します。
レビューを集める
- 商品購入後、自動的にレビュー依頼メールを送付
- メールから最短2クリックで投稿完了
- レビュー投稿にはログイン不要
- レビュー投稿モチベーションアップを目的とした、ReviCoによる独自キャンペーン(プレゼントとキャンペーン費はecbeing社負担、事務局対応の手間もなし!)
- 必要なレビュー項目は自由に設定可能
レビューを見つける
- 購入前の不安・悩みをピンポイントで表示
- レビュー回答のチェックボックスの項目は自由に設定
- 同じ年代や同じ悩みの人のレビューで絞り込み
- 商品属性ごとに機能性の評価項目を変えることも可能
レビューを魅せる
- デザインは自由自在に表示
- トップページにレビュー画像を表示、写真投稿、★評価、コメント等投稿したいレビューをページごとに切り替え可能
レビューを活かす
レビュー情報は検索時にも表示されるため、SEO対策としても有効です。Googleショッピング広告枠での掲載時にもレビュー表示が可能です。
ReviCoの事例と実績
ReviCoは、サービス開始からこれまでにコスメ・アパレル・食品など100サイト以上の導入実績があります。
ReviCo導入前後の比較数値として、下図をご覧ください。特に投稿数11.83倍、新規ユーザーの購入率(CVR)360%UPという数値が目を引きます。
また、利用事例には以下のような企業があります。
バリュエンスジャパン株式会社(リユース業界)
お店の安心感やCS対応が丁寧だという、買い物の行動だけでなく体験自体が良いというイメージを与えることを目的にレビュー活用。レビューを中心に顧客の声を集めて、サイト改善を図り丁寧なコミュニケーション対応を行っているそうです。
事例全文はこちらから:
オンラインセミナーのアーカイブ動画も公開中です。
ReviCoの始め方
ReviCoは、最短で1か月程度で導入が可能です。(通常、デザイン調整等含めると平均2か月程度かかりるそうです)主な手順は、以下の通りです。
- 御見積りご提示・お申込み
- 管理画面アカウント・導入マニュアルのご案内、設定ヒアリング
- フォローMTG(2をもとにしたご要望の実現方法や導入に関するご不明点などに関して会話)
- テスト導入(レビュー表示タグの設置、商品マスタ・注文データの連携など)
- 本番適用
ReviCoレビューデータの活用事例
テレビショッピング研究所が運営する「ダイレクトテレショップ」公式通販サイトのdfplus.ioを活用した事例をご紹介します。
ReviCoで取得したレビューデータを結合することで、Criteo広告とYahoo!広告で5つ星評価を表示させました。
Criteo広告やYahoo!広告には、各商品に対するレビュースコアを5段階の星としてクリエイティブに組み込む機能があります。Criteo広告では「スターレイティングバッジ」と呼ばれる機能です。レビュー評価の高さを視覚的に訴求することができ、クリック率向上などが期待できます。
この機能を実装するためには、広告に送信するデータフィードの中にレビューデータ(点数)が含まれている必要があります。
ダイレクトテレショップでは、レビュー最適化ツール「ReviCo」でレビューデータを収集・管理していましたが、レビューデータをデータフィードに活用しようとすると、作業が煩雑になり、工数がかかってしまうことが課題でした。
今回、dfplus.ioの「データ結合機能」を使うことによって、レビューデータを結合し、少ない工数で5つ星評価を実装することが出来ました。
さいごに
次世代レビュー活用プラットフォーム「ReviCo」をご紹介してきました。
ReviCoについてより詳細な情報をお求めの方、また導入で必要なデータフィードに関して詳細な情報をお求めの方は、お気軽にお問い合わせください。
* やらせレビューに関する報道の一例:
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4335/
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00117/00082/
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/011700016/