dfplus.io では月に1回程度、セミナーを行っており、無料でご参加いただけます。先日開催された「初心者のための dfplus.io 活用のキホン」は多くの方にご参加頂きました!その内容や、質疑応答を一部ご紹介いたします。
dfplus.io を使いこなすために
セミナーではまず初めに、データフィードについてご紹介しました。
データフィードとは、商品データを各広告媒体に送受信する仕組みのことです。
データフィードには以下の3つの役割があります。
- クリエイティブ
- データフィードの情報がそのままクリエイティブに反映されます。
- 媒体エンジンの学習情報
- 商品情報から媒体が機械学習をします。
- 入札グループの区分
- 商品をグルーピングすることができます。
データフィード広告の広告効果を左右する要素の多くはデータフィードで定義されているため、成果を上げるために特に重要となっています。
データフィード施策のパフォーマンスを高めるための統合管理環境として、dfplus.io のようなツールを使用することが有効です。
各連携先の仕様に合わせてデータを変換できるだけでなく、日々のデータの更新・チューニングを dfplus.io のみで行うことが可能です。
dfplus.ioがもたらす価値は以下の5つです。
- 最適化で効果改善
- PDCAを高速化
- 施策の実施を加速
- ノウハウを蓄積
- 個人的な運用からチーム運用へ
初心者の方でも簡単にフィードを作成し、最適化していくことが可能です!
dfplus.io 活用ステップ
続いてセミナーでは、dfplus.io を実際に使用しながら、データフィードの作成方法や、基本的な機能についてご紹介しました。
データフィードの作成には大きく4つのステップがあります。以下のヘルプページでも解説していますので、より詳しい方法を知りたい方はぜひご覧ください。
dfplus.ioのはじめ方 – dfplus.io サポート
1. サイトの作成
1つ目のステップは、サイト作成です。
「サイトの作成」ボタンからサイト名・サイトジャンルを設定し作成します。
2. マスターデータの取込
2つ目のステップは、マスターデータの取込です。
マスターデータの取込方法は3つあります。
- 通常取込
- サーバー取込
- ファイルアップロード
- EC システム連携
通常取込は2種類の方法がありますが、特別な理由がない限り、サーバーを経由し自動で取り込むことができる「サーバー取込」を推奨しております。

EC システム連携で取込することができるプラットフォームは以下の4つです。
- カラーミーショップ
- MakeShop
- futureshop
- shopify
3. フィードの設定
3つ目のステップは、フィードの設定です。
フィードは4つの流れで設定することが可能です。
1. フィード先の選択
まず、連携したいフィード先の選択をします。
dfplus.ioで利用できるフィード先は、FacebookやCriteo、Googleなど様々な連携先があります。

※セミナー開催時 (2023年1月25日 時点)での連携先一覧です
2. マッピング
次に、各媒体が指定しているフィード項目に対して、取り込んだマスターデータの項目を紐づける作業を行います。
3. ルール
続いて、ルールの設定です。
マッピングした情報をさらに細かく加工していく場合は、条件と処理を利用し、ルールの設定を行います。
4. 変換
そして、「今すぐ変換」を行えばフィードの設定は終わりです。
セミナーでは、使えると便利な処理・機能について2つご紹介しました。
- ルール処理のエディタ
- 対応表
エディタ機能とは、ルール処理でテキストの入力と、マスターデータの項目入力を同時に行うことができる機能です。
エディタを使用する – dfplus.io サポート
対応表とは、マスターデータの項目をまとめて置換することができる機能です。
下記の画像のように、対応表では3つの処理を使うことができます。
1つ目は、値が完全一致したとき値全体を置換する処理です。例えば、項目に入力されている元の値が”black”だったとき、”black”という値全体を”黒”に変換することができます。
2つ目は、値の一部を置換する処理です。「/」で区切られていたカテゴリがあったときに、「/」という文字だけを「>」に置換することができます。
3つ目は、値が部分一致したとき値全体を置換する処理です。値の一部に”ポロシャツ”が含まれていたときに、”ファッション・アクセサリー > 衣料品 > トップス”というようなカテゴリに値全体を変更することができます。

4. フィードの連携
4つ目のステップは、フィードの連携です。
フィードの連携は以下の2つの方法があります。
- HTTPS 連携
- dfplus.ioで発行したURLを媒体管理画面に登録
- 任意のサーバーへ連携
- アップロード先のサーバーを指定し登録
まとめ
最後に、セミナー全体の内容を簡単におさらいをしてセミナーを締めくくりました。
質疑応答
拡張項目の名前を後から変更することはできますか?
可能です。項目設定から、拡張項目の名前を変更することができます。
拡張項目については以下のヘルプページをご覧ください。
マスターデータの取込をテストする環境はありますか?
テスト環境機能がございます。テスト環境機能はスタンダードプラン以上でご利用いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
「補助マスターデータ」が手元の管理画面には表示されないのですが、なぜでしょうか?
「補助マスターデータ」はオプション機能でございます。管理画面からオプションをお申し込みいただいた後に表示される仕組みとなっております。
商品名の先頭にブランド名を表示したいのですが、何か方法はございますか。
「ルール」を使用して設定できるケースが多いですが、具体的な設定方法はマスターデータのご状況によって異なります。設定方法のご相談をご希望の場合は以下サポート窓口へご相談ください。
サポート窓口 – dfplus.io サポート
複数のマスターデータを取り込む場合、何か制限はありますか?
マスターデータを追加する「補助マスターデータ」機能は、オプション機能でございます。追加するマスターデータ1つにつき月額2万円での提供となります。また、追加するデータはマスターデータと結合するために、キーとなる情報を持っている必要があります。
補助マスターデータのキーはどのようなものでもよいのでしょうか?
元のマスターデータと共通している値であれば、問題ありません。
例えば商品タイトル、商品ID、URLなどでも同一の値が存在しているのであれば、補助マスターデータのキーとして扱うことが可能です。
dfplus.io は様々な商品・商材データをマーケティングでフル活用するためのSaaSです。サービス資料のご請求、ご質問などは以下のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。
