フィードフォースの堤 健一郎です。
今月のデータフィードニュース人材業界編では、ChatGPT の活用動向や副業に関するトレンドについて、お伝えしていきます。
ぜひ、ご一読ください。
1. 転職活動で 3 人に 1 人が ChatGPT などの生成系 AI を活用
株式会社マイナビの調査によると、転職活動で 3 人に 1 人が ChatGPT などの生成系 AI を活用しているそうです。
活用方法では「自己 PR の作成」が 33.4% で最も高いが、「自分に合う仕事のマッチング」「転職活動の仕方」がトップ 5 に入るなど、生成系 AI は転職活動の相談相手としても活用されています。
また生成系 AI を活用した人は、活用しなかった人に比べ内定獲得率・社数ともに 2 倍以上高い結果になっています。
転職活動の成功には生成系 AI の活用が常識となる日が近いかも知れません。
2. ChatGPT を搭載している人材サービスまとめ
HROG が ChatGPT を搭載している人材サービスのまとめ記事を公開しています。
搭載サービスを見てみると、主に文章作成・アイデア出し・相談・マッチング・検索の 5 つの用途で ChatGPT が活用されているようです。
先ほどご紹介した株式会社マイナビの調査結果によると、生成系 AI を転職活動の相談相手として利用するケースが増えてきています。
検索機能が充実すると転職の相談から案件探しまでを生成系 AI で完結する未来がくる可能性があり、動向に注目です。
3. 副業・兼業人材を受け入れている企業が大幅に増加
「企業による多様な働き方実現に関するレポート(2023 年)」を 株式会社マイナビが発表しました。
中途採用を実施した企業の副業・兼業人材の受け入れが進んでおり、その割合は前年比 +18.8pt の 65.2% まで増加したそうです。
今後も、副業・兼業の案件増加が見込まれるため、自社への応募を増やすために、副業・兼業が可能な案件かどうかを明記するなど、求人票の工夫を意識しておきたいですね。