dfplus.io では月に1回程度、媒体について実践的なセミナーを行っており、無料でご参加いただけます。先日行われた「Googleショッピング広告入門ウェビナー」では、媒体の基本情報や魅力、配信初期につまずきがちなポイントの乗り越え方などをご解説しました。その内容や、質疑応答を一部ご紹介いたします。
セミナー動画
- Googleショッピング広告のきほん
- Googleショッピング広告 実施のポイント
- まとめ
- 質疑応答
- Googleショッピング広告を始める上で、マーチャントセンターとGoogle広告アカウントはどちらも必要ですか?
- 単品ではなく、定期通販の商品にも活用できますか?
- 商品タイトルはフィードに設定したタイトルと実際のLPに表示されるタイトルが同じでないと広告が表示されないなどはありますか?
- ショッピング広告は、「ショッピング」タブをクリックする必要があるとのことですが、そのアクションがあってもリスティング広告よりもショッピング広告の方が多くクリックされるのでしょうか?
- 商品数が多いショップさんが対象な感じがしましたが、商品が少ない場合(10点以下)の場合は、役に立たないでしょうか?
- 異なるショップURLを複数配信することは可能でしょうか?
Googleショッピング広告のきほん
Googleショッピング広告とはGoogleの検索結果に応じて、画像付きで表示される商品ごとの広告のことです。ECサイトを持っている企業ならほぼすべての業種で配信可能となっています。
Googleショッピング広告の特徴
- 掲載面が広い
- クリック単価が安い
- 購入率が高い
- 広告運用を自動化しやすい
また、アメリカでの調査によりますと、85%のクリックがGoogleショッピング広告から発生しているという結果が出ており、これはリスティング広告の5倍以上にあたります。このようにGoogleショッピング広告がクリックを集めやすい理由として視認性の高さや、キーワードのカバー範囲の広さが挙げられます。
セミナー内では、Googleショッピング広告の実施で広告経由の売り上げを4倍にされた企業様の事例もご紹介しました。
Googleショッピング広告 実施のポイント
Googleショッピング配信開始時には以下の3つの要素が必要となります。
- データフィード
- Google merchant centerアカウント
- Google広告アカウント
ここでデータフィードとは、一般的に媒体ごとのフォーマットに合わせて加工したデータファイルや、そのデータファイルに変換する仕組みのことを言います。
Googleショッピング広告のクリエイティブのほとんど全部の構成要素であるため、運用するうえでは非常に重要なポイントとなります。
次にGoogleショッピングを運用する上で、相談の多い事項とその解決策についてもご説明しました。また、dfplus.ioを使ったタイトル改善のデモや、データフィードの運用環境を整えて広告経由売り上げを8倍にされた企業様の例もご紹介しました。
まとめ
最後に、今回のセミナーで重要な点をもう一度確認してセミナーを締めくくりました。
質疑応答
当日いただいたご質問をご紹介させて頂きます。
※記事にする上で、質問・回答文言を一部調整しています。
Googleショッピング広告を始める上で、マーチャントセンターとGoogle広告アカウントはどちらも必要ですか?
無料リスティングのみを利用する場合は、マーチャントセンターのアカウントだけでも可能です。
有料広告枠ご出稿される場合は、マーチャントセンターとGoogle広告アカウントの両方が必要となります。
単品ではなく、定期通販の商品にも活用できますか?
Google Merchant Centerでは公式に「ユーザーが商品やサービスを定期的に購入し続けることができる支払い方法」を禁止コンテンツとして記しています。ただし、オンラインで配信される新聞や雑誌の定期購読等、一部例外として許可されてるものもございますので、詳しくはGoogle Merchant Centerヘルプページをご参照下さい。
商品タイトルはフィードに設定したタイトルと実際のLPに表示されるタイトルが同じでないと広告が表示されないなどはありますか?
前提として、Googleの表示アルゴリズムは公開されていないため、断言することができません。しかし下記のヘルプページによりますと、ブランド、年齢、色、サイズ等の商品の重要な属性をタイトルに含めることが推奨とされていることから、これらの要件を満たしている場合では「フィードに設定したタイトルとLPのタイトルが一致していないと広告が表示されない」といったことはないと考えられます。一方で、LP内にない語句をタイトルに使用することは非推奨という記述も見られるため、設定の際は留意する必要があります。
ショッピング広告は、「ショッピング」タブをクリックする必要があるとのことですが、そのアクションがあってもリスティング広告よりもショッピング広告の方が多くクリックされるのでしょうか?
前提として、ショッピング広告は「ショッピング」タブだけではなく、通常の検索結果(「すべて」タブ)、「画像」タブにも表示されます。
また、ショッピング広告の場合、検索結果の上部に画像付きで表示されたり、具体的な商品が表示されたりするため、リスティング広告に比べクリックされやすいと言われています。
ショッピング広告とリスティング広告、それぞれの特徴を把握したうえでご利用していただくことをお勧めします。
商品数が多いショップさんが対象な感じがしましたが、商品が少ない場合(10点以下)の場合は、役に立たないでしょうか?
弊社のdfplus.ioというフィード管理ツールを使うという観点でいいますと、商品数が少ない企業様がツールを使うメリットは、商品数が多い企業様と比べると相対的に少なくはなります。ですが、Googleショッピング広告を利用する観点でいいますと、商品数が少ない企業様であってもメリットはあるかと存じます。
また、商品数がすくない場合でもFacebook広告などのほかのフィードを使った広告を利用している場合は、dfplus.ioを活用するメリットは十分あるかと存じます。複数のフィード広告を運用している場合、媒体ごとにフィードの管理を行わなければならず、管理の工数がかかってしまうため、ツールを用いて一括管理することで運用工数を減らすことが可能になります。
異なるショップURLを複数配信することは可能でしょうか?
URLが異なるショップを複数お持ちの企業様が、Googleショッピング広告を配信することは可能です。
ただし、マーチャントセンターは、1つのドメインに対して1つしか開設できないため、ドメインURLが異なる場合は、マーチャントセンターを別に立ち上げる必要があります。
ーーー
セミナーに関するご質問やGoogleショッピング広告に関するご相談は以下のフォームから頂ければ幸いです!

セミナー開催についてはFacebook、Twitterでもご案内しております。
https://www.facebook.com/feedforce/
https://twitter.com/dfplusio
https://twitter.com/feedforce