映像を活用した販促施策の課題
スマートフォンの普及と通信環境の整備に伴い、生活者が動画を視聴する行為は日常生活の中で一般的になってきています。
本記事では動画を活用した販促施策を検討している方向けに従来の課題を整理したうえで、解決策としてオススメのサービス「Tig」をご紹介します。
動画視聴中に、気になるモノ・コトを見つけた際、「興味を持ったけど、どこで買えるかわからないから購入をやめてしまった」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
知りたい情報まで辿り着かず、結局通り過ぎてしまったことを私は何度も経験しています。
下図イメージのように、検索から比較・検証(検討)部分で諦めてしまう = 離脱ユーザーが増えてしまいます。

Tigとは
この検索から行動に移る間に存在する、比較・検証(検討)のプロセスをなくし、映像視聴から次のアクションへ最短距離で繋ぐことができるサービスが「Tig」です。
映像内に存在するたくさんの「知りたいモノ・コト」にタッチするだけで、より詳細な情報へ誘導することが出来るインタラクティブな動画・ライブコマースサービスです。
自社サイトへの埋め込み配信、SNS投稿配信、LINE連携配信などマルチヘッドで活用ができます。
また、接触回数や視聴時間など視聴者のエンゲージメントを高め、コンバージョンにつながりやすいという特徴があります。

Tigを提供するパロニム社の事例として、動画素材をそのままYouTube動画に流したものと、動画内にリンク先の導線を設計するだけでも下図のように効果は上がっています。
通常の動画 vs Tig動画(A/Bテスト)

Tigの特徴
パロニム社が提供するTigの特徴を4点挙げます。
- ① 動画/ライブ問わずワンストップで利用可能なサービスラインナップ
- ② 初期費用 0円!
- ③ 自社サイト・アプリとのシームレスな融合
- ④「インタラクティブならでは」詳細な視聴行動と分析
① 動画/ライブ問わずワンストップで利用可能なサービスラインナップ
Tigは利用シーンと目的に応じた4種類のサービスをSaaS型で提供しています。

国内外問わず、様々な映像ツールがありますが、1社ですべてのラインナップを網羅している企業はパロニム社だけです。
ご利用される方は、あらゆる映像活用施策をご相談可能ですので、心強いパートナーではないでしょうか。
②初期費用 0円!
自社で動画・ライブコマースを始めようと思われている方が足踏みしてしまうポイントが初期費用だと思います。
やってみないとわからないのに、初期費用が高いと導入を決断するのも難しいですよね。
ですが、SaaS型で提供しているTigの各種サービスはいずれも初期費用は0円で始めることができます。(月額の費用はかかります!)
これから映像活用をご検討される方はもちろん、今お使いの映像サービスから乗り換えをご検討されている方にも非常に試しやすい料金体系になっています。
③自社サイト・アプリとのシームレスな融合
映像コンテンツを作成できるだけでは、実は課題は解決していません。本当に大変なのは視聴してもらうための運用業務です。
自社ECサイトの「どこに」「何を」表示して訴求するのか。闇雲に映像コンテンツを並べても視聴してもらえないのです。
Tigは映像を投稿すれば、自社ECサイトの指定箇所に自動更新されて掲出されるので、運用の手間がかかりません。
映像訴求した商品はSNSでもECサイトでも視聴が可能になるので、商品購入を検討している方々へ漏れなく届けることが出来るのです。

④「インタラクティブならでは」詳細な視聴行動と分析
映像の視聴継続時間はもちろんのこと、各種タッチインタラクションに関する詳細なデータを取得できます。
実際の決済完了までのコンバージョンの取得もできるので、購買前から購買後の態度変容を捉えて、紹介する商品と映像の改善に活かせます。
既に動画の施策を実施されている方は、インタラクティブの効果の違いをデータから定量的に実感いただけます。

Tigは「タップ」「ストック」「ジャンプ」の各アクションを指標として、通常の動画と比較して、「さわれる」ことが視聴完了率に大きく寄与するという検証結果も出しています。

Tigの事例と実績
サービス開始から3年半で約2,200本超の導入実績があります。アパレル、ファッションショー、インバウンド観光等をはじめとして、業界を牽引する大手企業、地方自治体など業種業界を問わず導入されています。
- アシックス(スポーツ用品)https://www.paronym.jp/usecase/5926/
- ASICSが、たった45分のライブコマースで、店舗1日相当分の売上を達成
公式Twitter、LINEでの拡散に加え、各店舗のLINE、Instagram、メルマガで情報を拡散。LIVE視聴のiframeが埋め込まれた特設サイトに誘導、特にLINEからの視聴数が約半数を占め、購入導線もLINE経由が最多という結果になりました。
約45分のライブコマースでは、平日の店舗売上1日分を上回る売り上げを達成しました。
- ASICSが、たった45分のライブコマースで、店舗1日相当分の売上を達成
- MARK STYLER (アパレル) https://runway-webstore.com/live/
- ペルノ・リカール・ジャパン (飲食) https://www.paronym.jp/usecase/7289/
- その他Tig LIVE番組表はこちらからご確認ください。 https://paronym.jp/media/
販促活動におけるTigの位置付け
店舗やECと、ライブやショート動画を活用した販促活動の違いをまとめました。

ライブコマースはデジタルながらお店に居るような “体験コミュニケーション” を提供できることが特徴です。
ショート動画は視聴者も手軽に観ることができ、企業側も作成が容易である点で、コンテンツの量産に適していると言えます。
このように、ライブや動画の映像を活用し、店舗・ECでそれぞれ不足している販促活動を全体的に補完していくことで、ユーザーの定着・ファン化から購買単価の向上へ繋げていくことができます。
動画とライブ配信の相互活用

ライブ・動画ともにワンストップでサービス提供していることから、動画・ライブ配信双方のシナジーを最大化していくことが可能です。
- 視聴者 … ライブ・動画どちらも気になる商品をストックすることができるので、SNSタイムラインのように流れてしまうことなく、後から見返し、購買検討することができる。
- 企業 (配信) … ライブでは紹介しきれなかった商品や取り上げられなかったユーザーのコメント・リクエストにショート動画で応えていくことができる。
- スタッフ(運用)… 1社が提供しているので、操作習得から配信準備までの運用が1回ででき、わからないことも窓口が共通だからシンプル。
- 企業 (分析) … 動画・ライブそれぞれのユーザーの視聴行動を一気通貫で分析できるので、次回配信の改善に繋げていける。
DX疲弊していませんか?導入しても使いこなせますか?使うヒマありますか?
最後に、実導入を検討する上で欠かせないポイント「運用面」についてご説明します。 企業様におかれましては、デジタル・トランスフォーメーションと叫ばれながら、数多くのツール・ソリューションをご検討・お試しされていることと思いますが、実際に使用する現場は、阿鼻叫喚の光景であるというお話を伺うことがあります。
ライブコマース「Tig LIVE」の運用
配信に必要なものは下記のみです。高価な配信機器の購入が必要ない点も嬉しいポイントです。
- 商品データの登録
- iPhone端末
- バーコードリーダー (必須ではありません)
また、配信までに準備することも、商品の決定 / 商品の登録(CSV一括登録)/ 告知拡散とわかりやすいステップになっています。

動画コマース「Tig Creator」の運用

スマホで動画のインタラクティブ化から発信まで完結できるので、IT知識のない店舗スタッフでも簡単に利用ができます。
SNSに投稿してある動画を再利用すれば、ものの数分で公開することができます。
配信に必要なものは、下記のみです。
- ① 商品データの登録
- ② iPhone端末
共通した運用課題「商品データ登録」の解決
動画/ライブコマースでは、配信の前に必ず商品情報を登録する必要があります。
配信回ごとにわざわざ商品情報を登録する手間は、非常に労力がかかってしまい、それが問題でライブコマースをやめてしまった企業も多いそうです。
今回、Tigとdfplus.ioが連携することで、この商品情報登録作業が完全に自動化、運用コストゼロを実現できました。
ECサイトに登録されている商品情報すべてがTigの管理システムに自動的に登録されるので、いつでもすべての商品群から自由に選択して映像上で紹介できます。

さいごに
インタラクティブ動画、ライブコマース配信サービス「Tig」をご紹介してきました。
この2,3年のコロナによる影響や余波によって、コト消費もモノ消費も含め、どんなものにもストーリーが求められるようになり、ストーリーや思い、相互コミュニケーションがないものがどんどんと排他されていく時代です。
その中で、Tigは、コンテンツを通じて視聴者とのつながりを深めることができるサービスだと考えております。
SNSでいう「友達的」つながりとは質が異なる、相互の理解や信頼といったかなり高次でのつながりを生み出し、このつながりの深さ太さが一定値を超えた瞬間に購入を含めた「行動」を呼び起こすことができます。
Tigは単なるツールとしての利便性だけではなく、ストーリーや想いという情緒的価値を届け、顧客との熱の通ったコミュニケーションの中から購買体験を創出できるサービスです。
Tig についてより詳細な情報をお求めの方、また導入で必要なデータフィードに関して詳細な情報をお求めの方は、下記フォームよりお問い合わせください。