Shopify Google連携のエラー解決方法:値が指定されていません[色][サイズ][年齢層][性別]/Missing value: size [size], color [color], gender [gender], age group [age_group]

コラム
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この記事は、Shopify商品をGoogleに連携したときに起きがちなエラーと解決方法を考えるシリーズです。

今回のエラーはこちら:

(英語)Missing value: size [size], color [color], gender [gender], age group [age_group]

(日本語)値が指定されていません[色][サイズ][年齢層][性別]

前提:アパレル商材では色/サイズ/年齢層/性別の設定が必須

Googleが定義する商品データ仕様の各項目には、「必須」「任意」「特定の条件に該当するケースでは必須」の3種類があります。色/サイズ/年齢層/性別については、以下のようになっています。

  • 色 [color]:[ファッション・アクセサリー](ID 166)の全商品で必須
  • サイズ [size]:[ファッション・アクセサリー > 衣料品](ID: 1604)と[ファッション・アクセサリー > 靴](ID: 187)のすべての商品で必須
  • 年齢層 [age_group]:[ファッション・アクセサリー](ID 166)の全商品で必須
  • 性別 [gender]:[ファッション・アクセサリー](ID 166)の全商品で必須

これらに該当する商品で、値が入っていない場合、「値が指定されていません[色][サイズ][年齢層][性別]」のエラーが出てしまいます。

基本的に、これらの情報を商品データに含めてGoogleに連携すれば、エラーは解消されます。このエラー自体はShopifyに限ったものではないのですが、Shopifyをお使いのケースでよく見られるようですので、詳しい解決方法を後述します。

ちなみに、[ファッション・アクセサリー > 衣料品](ID: 1604)や[ファッション・アクセサリー > 靴](ID: 187)というのは、「Google商品カテゴリ」という項目で設定された情報です。商品データの中で指定していなければ、Google側が自動判定する仕組みになっています。自動判定が誤っている場合は、 「Google商品カテゴリ」 を指定する、というのも解決方法になります。

原因:Shopifyで色情報を設定しているのに、反映されないのはなぜ?

Shopifyの場合、Googleに商品データを連携するために、「Googleチャネル」というShopify純正アプリを使われている方が多いと思います。

実は、Shopify商品登録で色/サイズのバリエーション情報を登録しても、Googleチャネル経由のデータフィードには色/サイズの情報が反映されません。*

また、年齢層/性別については、Shopifyに商品を登録する際、そもそも項目自体が存在しません。(メタフィールドで追加することは可能です)

また、Googleチャネルを使って色/サイズ/年齢層/性別を個別に入力する方法もあるのですが、複数のバリエーションがある場合は使えません。全てのバリエーションに同じ情報が入ってしまいます。これもエラーになってしまうと思われます。*

商品管理画面で、このように色やサイズが設定できますが、これらはGoogleチャネルでは連携されません

解決方法:補助フィードで補完する

補助フィードとは、メインフィード(Googleに連携している商品データ)で不足する情報を補うことができる、追加データのことです。
各商品のIDをキイに、不足している項目の情報をGoogleに渡すことができます。

1. Google Merchant Centerから商品データをエクスポート

まずは商品ごとに振られた商品IDをまとめて手に入れるため、Google Merchant Centerに登録されている商品データをエクスポートします。

Google Merchant Center 商品>すべての商品 から今の商品データをエクスポートできます

私はここでダウンロードしたファイルで解凍エラーが出てしまったのですが、7zipという解凍ソフトで解凍できました。

2. Googleスプレッドシートにコピーし、必要な項目を追加

色、サイズ、年齢層、性別をすべて追加する場合はこのような感じです。

各項目にどんな値を入れればよいかはGoogle公式の解説もご参照下さい!

3. IDと追加項目以外を削除

IDと追加項目だけの状態にして、完了です。

4. 補助フィードをGoogle Merchant Centerから登録

商品>フィード から、「補助フィードを追加」を選択します。

お疲れ様でした!補助フィードが取り込まれれば、エラーが解決するはずです。

注意:新商品が追加された場合は、補助フィードも更新が必要です。

もっと簡単な解決方法:データフィード管理ツールを使う

データフィード管理ツール「dfplus.io」を使うと、もっと簡単にこの問題を解決できます。Shopifyに登録された商品の色・サイズ情報をそのまま使うこともできますし、年齢層・性別は条件を元に一括でデータを補完できます。補助フィードは不要です。ルールが当てはまる限り、新商品・新色が追加されても運用は発生しません。

色、サイズはShopifyの登録情報をそのまま使えますので、再入力の手間がありません。
全商品または特定の条件の商品に一括で、「adult」という年齢情報を入れることもできます。
「メンズ」と記載があるものは性別に「male」と入れる、など柔軟なルールが設定可能です。

dfplus.io を使うと、このほかにも

  • Googleに連携する商品タイトルを自動で最適化
  • Instagram、アフィリエイト等への商品データ連携一元管理

などが可能です。これらは、今後Googleショッピングのエラーが解消された後、さらに売上を伸ばしていこうという段階でお役に立つかと思います。

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