Indeed CVトラッカー廃止後のCV計測方法について

Indeed CVトラッカー廃止後のCV計測方法についてコラム
コラム

IndeedのCVトラッカー廃止に伴い、CV数を計測する方法をお問い合わせいただくケースがあります。こちらの記事にて、IndeedのCVトラッカーの代替案とその実装方法を記載しております。CV数を計測できなければ、広告効果を測定できません。広告施策を客観的に評価するためにも、CV数を計測する方法を知っておきましょう。

Indeed CVトラッカーとは

CVトラッカーとはIndeedの管理画面から応募数を計測する仕組みのことです。CVトラッカーに使われるサードパーティCookieはセキュリティー・プライバシー保護の観点から規制や廃止が進んでいます。Indeedは、将来的にサードパーティCookieが利用できなくなる可能性も考慮して、2021年10月1日からIndeedのCVトラッカーを廃止しました。

※Indeed公式HP:【お知らせ】コンバージョントラッカーのサービス終了

Indeed CVトラッカー廃止の影響

Indeed CVトラッカー廃止に伴い、Indeedの管理画面でCVが計測できなくなりました。既にサードパーティのアクセス解析ツールなどでCVを計測していれば、問題はありません。

※ 広告管理画面上で計測したCVとアクセス解析ツールで計測したCVに誤差が生じることはあります。

直接投稿/Indeed連携 ATSの(Indeedから自社求人サイトに遷移させていない)場合はCVトラッカー廃止の影響は受けません。

Indeed経由のCVを計測する方法

Indeed経由のCVをアクセス解析ツールを用いて計測するためには、一般的に求人詳細ページURLの末尾にURLパラメータを付与します。例えば、Google Analyticsの場合、以下のようなURLパラメータを設定します。

?utm_source=indeed&utm_medium=refferal&utm_campaign=highclass&utm_content=id123456

以下、各パラメータの意味を解説していきます。

utm_source=indeed

utm_sourceではトラフィックの元となったサイトや広告を任意の文字列で識別します。Indeed経由であれば「indeed」などとします。

utm_medium=refferal

utm_mediumでは広告やマーケティングメディアなど、どのようなチャンネルからトラフィックがもたらされているかを判定します。Indeed経由の場合、無料掲載の求人には「refferal」、有料掲載の求人には「cpc」とされることが多いかと思います。

utm_campaign=highclass

特定のマーケティングキャンペーンがある場合、キャンペーン名を指定できます。

例えば、ハイクラス求人のキャンペーン「highclass」のように、特定のマーケティングキャンペーンがある場合、キャンペーン名をutm_campaignに指定して識別できます。

utm_content=id123456

utm_contentではトラフィックの元となるコンテンツやリンクを識別します。Indeedの場合は、求人IDを設定することで、どの求人からCVがもたらされたかが分かります。

このように、URLパラメータを設定すると

  • 「どの求人検索サイトを経由して応募したのか?」
  • 「有料掲載/無料掲載どちらの求人を見たのか?」
  • 「キャンペーン毎にどれくらいCVを獲得できているのか?」
  • 「どの求人詳細ページURLを見てCVに至ったのか?」

などを計測できます。

広告管理画面からパラメータを設定する方法

広告管理画面にてパラメータを付与することでキャンペーン単位で計測できます。

indeed 広告管理画面キャプチャ

データフィードでパラメータを設定する方法

XMLフィードにて入稿されている場合、データフィードにてパラメータを設定することも可能です。データフィードでパラメータを付与すると、Indeedの広告枠以外(無料枠)からのCVを計測したり、求人票ごとにCVを計測することができます。広告管理画面の設定ではこのような計測はできません。

有料掲載と無料掲載の求人を分けて計測したい場合は、広告管理画面からキャンペーン単位でURLパラメータを上書きすることもできます。広告管理画面でURLパラメータを上書きした求人は有料枠の求人、上書きされていない求人は無料掲載の求人と見なして計測できます。

データフィード管理ツール「dfplus.io」での設定方法

それでは、実際にデータフィード管理ツール「dfplus.io」を使ってパラメータを設定していく方法を見ていきましょう。dfplus.ioでは一定の規則を元に全求人に対してパラメータを設定するので、求人票ごとに個別にURLパラメータを付与する必要はありません。

ただし、広告枠からのCVを分けて計測したい場合はIndeed管理画面からキャンペーン単位でURLパラメータを上書きする必要があります。

1. マッピング
求人データをdfplus.ioに取り込みます。
取り込んだデータの項目と媒体から指定された項目を紐づけていきます。

dfplus.io Indeedマッピング画面
Indeedの指定する項目に、お手持ちの求人票データ項目を紐づける「マッピング」画面イメージ

2. ルール設定
全求人、もしくは特定の求人表のURLの末尾にパラメータを付与できます。
任意の文字列と求人データの値を組み合わせてパラメータを設定できます。

dfplus.ioルール設定画面
URLというデータ項目の値をパラメータつきに変更するルールの設定画面イメージ。

3. プレビューで確認
画面右のプレビュー画面から問題なくパラメータが設定できたことが確認できます。

dfplus.io プレビューでURL項目を確認
URL項目に意図したパラメータをつけられました。本番反映前にプレビューすることで、配信事故を予防できます

dfplus.ioを使うと、他にも

  • Indeedの求人タイトルを最適化
  • Indeed/求人ボックス/スタンバイ/Criteoなど複数の媒体を一元管理
  • HTMLコードの編集
  • 改行処理

などが可能です。

これらは求人検索サイトの広告効果を計測できる環境を整えた後に、求人検索サイトの広告効果をさらに高めたいという段階でお役に立つかと思います。

参考資料:

応募数2.9倍!Indeedほか求人検索サイト「これだけはやりたい」施策資料ダウンロード|dfplus.io データフィード管理ツール
データフィード、フィード広告に関する様々な資料を提供しております。改善手法や事例など、ノウハウが詰まった無料の資料をご用意しました。全て無料でダウンロードできますので、少しでも興味がある資料がございましたらお気軽にご利用ください。
求人応募数を最大化する広告運用ポイント 資料ダウンロード|dfplus.io データフィード統合管理プラットフォーム
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まとめ

IndeedのCVトラッカー廃止に伴い、広告管理画面からCVを計測できなくなりました。

CVを計測するためのURLパラメータを付与する方法には広告管理画面からパラメータを設定する方法とデータフィードにてパラメータを付与する方法があります。無料枠のCVを計測したい場合、求人票ごとにCVを計測したい場合はデータフィードでパラメータを設定しましょう。

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