2021年3月30日に、住まいとインテリアに特化したSNS「RoomClip」で商品購入ができる機能「RoomClipショッピング」が開始されました。家具・インテリア・雑貨関連の企業にとっては、注目すべきソーシャルコマースになりそうです。
「RoomClipショッピング」とは

RoomClipショッピングの流れは、次のようになります。
RoomClipユーザーが、投稿した写真に、商品のタグを付けます。その投稿を閲覧した別のユーザーは、商品情報詳細を確認したり、購入することができます。
従来も提供されていた「RoomClipアイテム」とユーザー体験はほとんど同じですが、今回新たに、RoomClip内での決済が可能になります。 RoomClipショッピングはRoomClipにとっても「非常に重要視している事業」とのこと。4月下旬に大型キャンペーンも予定されているそうで、早めに参画しておきたいところです。
RoomClipショッピングを始めるには
企業がRoomClipショッピングを始めるには、まず RoomClip ビジネスでアカウントを取得します。すると、RoomClip ビジネス管理画面にログインできるようになりますので、管理画面上で商品データを登録します。
2021年4月現在、商品データを登録する方法は、1商品ずつ手作業で登録する方法と、csvでインポートする方法の2つがあります。今後は、Facebookカタログなどのように、新商品や在庫情報などを自動更新できる仕組みも用意されるかもしれません。 このほか、RoomClipビジネスを開始すると、自社の投稿と合わせて、自社の扱うアイテムが含まれるユーザー投稿をピックアップして「ショールーム」に表示することができます。

ソーシャルコマース・ライブコマース、商品データ管理どうする問題
RoomClipが開始した「ソーシャルコマース」とは、SNS上の投稿をきっかけとした購買の仕組みを指し、ECでは今後注目したい分野の一つです。
先行する主な例としては、2018年に開始された「Instagramショッピング」があげられます。

Instagramを運営するFacebook社はその後もソーシャルコマースに注力しており、アメリカでは既に「Facebookショップ」「Instagramショップ」で決済まで完了できる機能が提供され、日本でも今後展開されるのではないかと言われています。
また、ファッションコーディネート関連サービスもソーシャルコマースと親和性があり、例えば「WEAR」「PARTE」は各コーディネートに自然な購入導線を設けています。
最近では「Youtube」「Tiktok」も商品購入システムの試験を開始しているとみられ、ライブコマースも本格的に重要なチャネルになりそうです。
ソーシャルコマース・ライブコマースに対応するには、基本的には媒体側に商品データを提供する必要があります。そのため、EC担当者にはスピーディかつ柔軟な商品データ管理が求められます。新しい媒体が出てきたらすぐに(しかも、リスクをおさえて)試したいですよね。
商品データ管理の最適なあり方は、今の商品データがどんなものか、メンバーは何人いるか、など状況によっても異なります。dfplus.io では、中長期的に最適な形をご一緒に検討いたしますので、こちらのフォームより是非一度ご相談下さい。

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