どんなことでも、準備が大変なのは嫌ですよね。データフィードはよく「準備が大変そう」といわれます。 dfplus.io チームは、データフィードを初めて作る時のご負担をなるべく軽くしようと試行錯誤しています。2021年3月現在、ユーザー様の実作業時間約5時間、配信開始までの準備期間は平均23日*1 となっています。この記事では、その内容をお伝えします。
スケジュール全体がこちら

(事前準備)商品データのチェック
データフィード設定の前に、商品データ(人材系サービスの求人票データ、不動産の物件データなどを含みます)のチェックをします。
多くの商品を扱う場合、どんなシステムを使っていても、基本的に裏側には商品データが存在します。最初にそのデータを dfplus.io チームへご共有頂き、配信したい媒体の求める情報が足りているか、足りない場合は今あるデータを元に dfplus.io 上で補完できないかをチェックします。
①商品データ、②配信したい媒体 の二点をご共有頂いた後は、dfplus.io チームにてチェックを進めますので、お待ちいただければと思います。 広告代理店様の場合も、クライアント様の商品データチェックをお任せいただけますので、お気軽にご相談下さい!
1. キックオフミーティング
「準備のキックオフ」を行います。 データフィードの設定期間中、サポートさせていただくカスタマーサクセスがご挨拶します。 配信開始までのスケジュールを確認した後は、dfplus.io でのデータフィード設定方法をご一緒に確認していきます。 実際の画面を見ながら、主にお使い頂く機能についてもご紹介します。

2. データフィード設定
いよいよdfplus.io 上でデータフィードを設定します。 設定は基本的にユーザー様にて行っていただきます! dfplus.io では媒体ごとに頻出の設定――在庫がある商品に「in stock」という値を設定したり、「JPY」のような通貨単位をつけるなど――を自動で処理する自動最適化機能*3がありますので、ある程度ラフに設定していくことが可能です。

実作業は3時間ぐらいのことが多いと思いますが、作業時間をまとめて確保できない場合もあるかと思いますので、2週間ほどの余裕をもってスケジュールを組んでいます。
何かあればサポートさせて頂きますので、まずはご自身で設定してみてください! ご自身で設定いただきますと、配信開始後の改善にも取組みやすく、中長期での安定した成果にも繋がりやすいようです。
3. 媒体による審査
データフィードの設定が済みましたら、媒体へのフィード送信を開始します。多くの媒体で、このタイミングで審査が発生します。 問題なく審査完了することもあれば、エラーや不承認が起きるケースも一部あります。原因は様々ですが、媒体ごとにある程度の傾向がありますので、弊社知見を元に解決に向けご協力させて頂きます。ときには広告主様から媒体への問合せをお願いすることもあります。 ご一緒に解決していきましょう!
4. 運用スタート
配信開始後、トラブルが無く、あるいは解決したらデータフィード運用スタートです。おつかれさまでした!
この後、他媒体にも展開したり、データフィードの品質を向上(データフィード最適化・DFO)したりなど、更に成果を向上する取組みが考えられます。 カスタマーサクセスからも改善余地についてコメントさせて頂くことがありますので、参考にしていただければ幸いです。

おわりに
「準備が大変そう」といわれがちなデータフィードですが、データ確認を任せられたりトラブル対応を相談できたりすることで、初心者の方でも無理なく進めて頂けるかと思います。 データフィード媒体は総じて効果も良く、活用先も増えていますので、ぜひ活用をご検討ください!
媒体情報、他社事例、データフィード準備についてなど、ご相談はこちらから

*1:期間は2020年9月1日~2021年3月20日のdfplus.io オンボーディング対象アカウントの平均、実作業時間は設定3時間、MTG1時間、バッファ1時間としました
*2:このほかに広告アカウント開設やタグ設置が必要な場合があります。また、dfplus.io を既に導入済みのユーザー様がフィードを追加する場合は進め方が異なります
*3:自動最適化機能は、Google 商品フィード、Facebookカタログ、Criteo Performance Product Feed、YDN動的ディスプレイ用フィード、LINE Dynamic Adsフィード(人材・EC)などの媒体に対応しています