フィードフォースの堤 健一郎です。
今月のデータフィードニュース人材業界編では、求人数の動向や、年代別の求人・採用トレンドについて、お伝えしていきます。
ぜひ、ご一読ください。
1. 2023 年 8 月の転職求人数が 2019 年 1 月以降で過去最高に(doda 転職求人倍率レポート)
doda が 2023 年 8 月の転職求人倍率レポートを公開しました。
転職求人数が 2019 年 1 月以降で過去最高を記録し、「メディア」の増加率がもっとも大きくなりました。
2023 年 10 月に施行される「インボイス制度」への対応に向けて、DX 化を推進する人材へのニーズが高まっているそうです。
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
2. 高校生の求人倍率が過去最高に。人手不足の企業増加などが要因か
厚生労働省の発表で、高校生の求人倍率が 3.52 倍と統計を取り始めてから最も高くなったことがわかりました。
コロナ禍前よりも企業の求人数が増えた一方で、進学率の高まりなどによる就職希望者の減少が要因として考えられるそうです。
倍率が高いなかで、自社への応募を増やすためには、求人票で高卒も対象であることをわかりやすく伝える工夫が必要になりそうです。
エラー|NHK NEWS WEB
3. 「年齢にこだわらない採用」に対して「応募意欲が高まる」傾向
ディップ株式会社が、「年齢と求職行動の関係性」について調査結果を公開しました。
「『年齢にこだわらない採用』を推進している企業」に対して、「応募意欲が高まる」と回答した人は全体で 63.5% となっています。
年代別でも、全ての年代で半数以上が「応募意欲が高まる」と回答し、年齢にこだわらない採用は、求職者の仕事選びにプラスの影響を与えているようです。
「年齢にこだわらない採用」を行う企業に対して6割以上の求職者が「応募意欲が高まる」と回答 | ディップ株式会社
ディップ株式会社(以下「当社」)は、求職者1,000人に対して「年齢と求職行動の関係性」についての調査(以下「本調査」)を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。(※1)