今月もぜひチェックいただきたい情報をまとめてお届けします。まだまだ暑い日は続くようですので、熱中症にはお気をつけください!
1. Indeed、勤務地を記載するcity項目に仕様変更
Indeedで求人勤務地の市区町村を記載する「city」項目に仕様変更がありました。
【変更点】求人詳細ページの中に番地まで記載がある場合は、city項目に番地も記載が必要
番地まで記載がされていなくても非表示にはなりませんが、Indeed社から指摘が入る可能性があるようです。対応期限はございませんが、記載すると広告表示の精度も上がるため、ぜひ対応をご検討ください。
2. 2022年上期のデータフィード利用状況調査を公開。人材業界で最も利用されている媒体は?
2022年上期の最新データをもとにデータフィード利用状況調査を公開しました!
人材業界で注目すべき結果は下記となります。
- Indeed、求人ボックス、スタンバイの求人検索サイトの利用率が前回*と比較して10ポイント以上増加。
- 人材業界の配信先媒体数の平均は6.9媒体。
また、求人検索サイトの利用企業のうち69.1%が複数を利用しており、複数媒体の活用も主流になっていることが伺えます。
ぜひ、本調査を今後の施策検討にお役立てください!
*2021年上期データフィード利用状況調査(弊社調べ)
3. Indeedで「成功報酬型」モデルを拡大させる見通し
8月12日付けの日本経済新聞によると、リクルートHDの出木場社長兼最高経営責任者(CEO)はIndeedで「成功報酬型」の収益モデルを拡大すると示しました。
出木場氏は2022年3月期決算説明会においてもIndeedをクリック課金型から成功報酬型へシフトするビジョンを示しており*、実現を積極的に検討していることが伺えます。
成果報酬型になると、企業は採用しなかった場合に広告費を払わなくてもよいため広告掲載のリスクが下がり、実施しやすくなります。
今後の動きに注目です!
参照:リクルート4~6月、2年連続最高益 米求人に減速感も: 日本経済新聞
*リクルート社長、最高益も反省 求人サイト改革急ぐ: 日本経済新聞
4. 20代が会社の雰囲気を知るために活用したいコンテンツ1位は「動画」
株式会社学情は、20代を対象に行った「求人での情報収集」のアンケート調査を公開しました。
注目は、「応募する企業の雰囲気を知るために活用したいもの」の質問項目で「動画」が47.6%と、「写真・画像」、「テキスト情報」を抑えて最多だったことです。
求人検索サイトのスタンバイでも6月のフィード仕様変更で、動画を掲載できる「movieurl」の項目が追加されたこともあり、求人業界でも動画の需要が高まっていることが伺えます。
参照:求人で詳細を知りたい情報は「具体的な仕事内容」「会社や部署の雰囲気」。会社の雰囲気を知るために活用したいコンテンツは「動画」が最多/20代アンケート|株式会社学情のプレスリリース
5.Microsoft広告、新たに9つのアップデート
8月2日にMicrosoft広告で、新たに9つの大きなアップデートがありました。主な内容は下記です。
- 小売業以外でもリターゲティング広告開始
- 類似オーディエンスのβ版が日本でも利用可能に
- 動画広告が米国・カナダなど一部の国で試験導入(日本は対象外)
Microsoft広告は、5月末から日本で開始されましたが、グローバルでは以前より実施されており、人気も高い媒体です。
特に日本ではWindowの利用率が高く、市場も大きいと言われているので、今後の展開にも注目です!
参照:Learn about Automotive Ads and August updates – Microsoft Advertising
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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