こんにちは、dfplus.ioチームです!
この記事は feedforce AdventCalender 2017 の16日目です。
前日はエンジニア pokotyamu の レビューを受ける前に僕が気をつけていること2017について でした。ポーグかわいいですね。
この記事では2017年12月でリリース1周年を迎えた「dfplus.io」を、この1年で追加された機能という視点で振り返ってみようと思います。
ちなみに、dfplus.io はデータフィード広告の効果的な運用の成功のカギとなる「データフィード」を、かんたんに作成・管理・運用できるクラウド型のデータフィード統合管理プラットフォームです。詳しい内容はサービスサイトでご確認ください。
さて、dfplus.io ではリリースからのこの1年、目に見えるわかりやすい機能追加・UI変更だけでも約30、性能改善やデザインの微調整なども含めるともっとたくさんのリリースをひそやかに行ってまいりました。
もちろん、機能の数だけがプロダクトの価値ではありませんが、dfplus.ioが目指している
「データフィードを自在に操作できる環境を提供し、フィード広告の効果アップに貢献する」クラウドサービスの実現
に向け、価値につながる要素を(貪欲に取り込んできた|取り込める体制で運営してきた)ことの表れだと捉えていただければ幸いです🙏🙏
ではいきます!
まずUIがめちゃめちゃ変わりました
いきなりですが、2016年12月1日のリリース当初の画面はこんな感じでした。
それが今はこう!
ロゴもfaviconもちゃんとできました。感動です。
フィードの作成・修正がぐっと簡単になりました
見た目だけがカッコいいわけではなく、きちんと使い勝手にもこだわっているのがdfplus.ioです。
実際にフィードを作成、運用する広告担当者やフィードディレクターへのヒアリング、テストを何度も行い、より使いやすいフロー、操作しやすい画面構成に進化しました。この部分はこれで完成というわけではなく、これからもより良い形を目指して変わり続けていくと思います。
機能的な面でいうと、下記の2点がとりわけ大きな変化でした。今年8月にリリースされたものです。
- フィード設定の変更による商品情報の変化が、同一画面ですぐにプレビューできるようになった
- マスターデータのアイテム情報がフィード作成中いつでもすぐに確認できるようになった
開発チーム内では親しみを込めて、それぞれ「どこでもプレビュー」と「どこでもアイテム」と呼んでいます😎


後述のアイテム検索機能と合わせて、「特定のアイテムを検索→そのアイテムをプレビューしてフィード変換後の結果を即座に確認」というシームレスな動きができるようになりました。
個人的にはかなり一押しの機能です。
自動最適化機能の第一弾の提供を開始しました
いくらフィードが簡単な画面操作で作成可能になっても、自社の商品データの値を媒体仕様で決められた値に置き換える設定をするのはちょっとめんどくさいものですよね。
dfplus.ioでは、商品データのよくあるパターンを自動で仕様にあわせた形式に変換する「自動最適化」機能を9月から提供しはじめ、11月に正式版をリリースしました。
GoogleとFacebookのフィード仕様に合わせて自動で商品データを加工する「自動最適化」機能を正式リリースしました! – dfplus.io Blog
具体的にはこんな処理が自動で行われます。
- 価格やセール価格に自動で通貨コードを付与(1080 → 1080 JPY)
- 在庫情報をフィード仕様で定義された選択肢に変換(0 → out of stock)
- 商品の対象性別をフィード仕様で定義された選択肢に変換(レディース → female)
現時点では、Googleショッピング広告とFacebookダイナミック広告の一部項目ですが、今後も少しずつ改良を重ねていきます。
目指すは「商品データをインポートしたらいい感じでデータフィードが完成」するという世界です。頑張ります。
対応している媒体が増えました
当初からGoogleショッピング広告(マーチャントセンター)やCriteo、Facebookダイナミック広告といった、データフィード広告の主要な媒体には標準対応していました。
リリース後に追加された媒体は以下の3種類です。
- 転職・求人情報検索 | Indeed (インディード)
- ロジカド|Logicad|Demand Side Platform
- Criteoの商品フィードの仕様 – Criteo Support(Criteoの小売り向けフィード仕様)
また、「カスタムデータフィード」というフィードの項目をユーザーが任意に設定できる機能が追加され、dfplus.ioが標準対応していない媒体にもデータフィードの送信が可能になりました。
細かい気づかいができるようになりました
その他データを変換・最適化するためのルールの追加や、現在の利用状況を把握しやすくする管理機能の強化など、細かいところも多々改善できました。
アカウント内のフィード利用状況が一目でわかる
dfplus.ioはデータフィードにまつわるあれこれをまとめて管理できる「統合管理環境」を目指しています。
複数のサイト、複数のフィードが多数稼動している時でも全体の使用状況がすぐに把握できるようになりました。
アイテム一覧で検索による絞り込み確認が可能に
「あの商品がなかなか広告掲載されない…」と思ったら「データフィード上で除外していた」とか「そもそもマスターデータに含まれていなかった」なんてことはよくあるお話しですが、この機能ができたことでわざわざCSVファイルをダウンロードして開いてCTRL+Fで検索…をしなくてよくなりました。
また、ある条件にマッチするアイテム数を把握しておくこと(たとえば50,000円以上の商品が何点あるか、など)は最適化のルールを作成する時にも指針になると思います。
その他細かなアップデートたち
- Google drive上の商品データ(CSV/TSV)が取込可能に
- URLに付与されたパラメータを指定して値を抽出するルールの追加
- データフィード内に変換日付を代入するルールの追加
- エディタ形式での自由なフィード項目最適化
- 特定フィードで項目に日本語名も併記してさらにわかりやすく
- カスタムデータフィードでも画像のプレビュー表示が可能に
- 請求先情報の変更が簡単に
- ほかアレコレ
まとめ
昨年12月のリリース以降、多くのユーザーさまにご利用いただき、頂戴したフィードバックをもとに機能改善を行ってきました。
冒頭にも記載した通り「機能の数=プロダクトの価値」というわけではありませんが、変化の激しい広告業界に喰らいつき、価値のある機能を素早く提供していくフットワークの軽さを今後も維持していきたい所存です。
さてそんな dfplus.io、3週間の無料トライアルプランを提供しています。
- フィード環境を見直して、もっと小回り良くしたい
- フィードのインハウス化やるぞ!
- フィードの属人的な運用から脱却したい!
- CPPFへの移行を機にあれこれ見直すつもり🤗
などなど、データフィードに関するお悩みをお持ちの方や、思惑、企み、野望のある方はぜひお気軽にお申込みください。
dfplus.ioチーム一同、手厚くフォローいたします!

続いては…
以上、1歳を迎えたdfplus.ioの成長を追加された新機能という点から振り返ってみました。
明日は Daiki Matsushita さんの マイブームのゴルフに関する記事 の予定です。お楽しみに!
dfplus.ioとフィードフォースを引き続きよろしくお願いいたします。