Indeed エントリーとは?人材企業のマーケターが押さえておきたい Indeed の基礎知識

Indeed エントリーとは?人材企業のマーケターが押さえておきたい Indeed の基礎知識コラム
コラム

求人サイト・求人メディアを運営されている企業様の中には、Indeed を集客に活用されている方も多いのではないでしょうか。本記事では、応募数を高める機能である「Indeed エントリー」について簡単に解説します!

Indeed エントリーとは

Indeed エントリーとは、Indeed 内で応募が完了する機能です。応募のプロセスを簡素化することで、ユーザーが離脱する可能性を低減し、応募数を高める効果が期待できます。

Indeed エントリーを利用していない求人の場合、ユーザーが応募ボタンを押すと、掲載元の求人ページに遷移し、そこでフォーム入力・送信を行う流れになります。

一方で、Indeed エントリーを利用している求人の場合は、ページの遷移が発生せず、Indeed の中でフォーム入力・送信まで完了させることができます。また、氏名・年齢・住所などの基本的な情報は Indeed 上に登録されている情報が使用できるため、その都度入力する必要がなく、求職者にとって非常に便利です。

Indeed エントリーには「Indeed カンタン応募」と「Indeed 履歴書応募」の 2 種類があります。

Indeed カンタン応募

Indeed カンタン応募とは、履歴書の送信が不要で、名前、メールアドレスの情報だけで手軽に応募できる方式です。パート・アルバイトの求人や、シフト制の求人など、とにかく応募数増加を希望する企業に向いている方式といえます。

また、求職者に対して、事前の質問項目を設定することも可能です。

Indeed 履歴書応募

Indeed 履歴書応募とは、履歴書の提出と、追加質問項目への回答を必須とする方式です。応募時に求職者の詳細情報を一括で入手可能なので、応募者の数よりも質を上げたい企業や、正社員の求人におすすめの応募方式といえます。

Indeed エントリーのメリット

求人企業側から見たときの Indeed エントリーのメリットは、応募完了までのステップを簡略化することで、求職者の離脱が抑制され、応募数の増加が期待できる点です。

また、Indeed エントリーの求人には、Indeed 検索結果画面で「この求人に簡単応募」、「Indeed 履歴書で応募」などの文言が追加されます。これにより、Indeed エントリーではない求人に比べて目に止まりやすくなり、求職者のクリックを促すことができます。

さらに、任意の追加質問や、「Indeed 履歴書応募」を利用することで、応募者のスクリーニングを行うことができます。応募のハードルを下げて数を増やすだけでなく、質もしっかり担保する仕組みが備わっているのが Indeed エントリーの魅力だといえます。

Indeed エントリーの利用方法

Indeed エントリーを利用する方法は、主に次の 3 つです。

  • 直接投稿を利用する
  • Indeed エントリー機能のある ATS を利用する
  • XML フィードで Indeed エントリーを実装する

直接投稿

直接投稿とは、Indeed の企業アカウントを開設し、管理画面から直接求人を投稿する方法を指します。直接投稿で掲載した求人はすべて Indeed エントリーの求人になります。

Indeed エントリー機能のある ATS

Indeed と連携している ATS (採用管理システム)を経由して Indeed に掲載された求人は、Indeed エントリーの求人になります。

Indeed エントリー機能を備えている ATS は以下のページで一覧を確認することができます。

(参照)Indeed エントリー対応の ATS | Indeed ( インディード )

XML フィードで Indeed エントリーを実装する

XML フィードを使った場合の Indeed エントリーの実装方法が、開発者向けページに記載されています。

(参照)Indeed エントリー(IA)の追加

実際に、一部の企業様に対して、XML フィード掲載の Indeed エントリー実装を dfplus.io チームがご支援した実績も存在します。

ですが、開発者向けページにある記載内容の難易度は高い印象で、この手法が一般に普及しているとは言い難い状況です。現在、dfplus.io チームでも調査・分析を進めており、進展があった際は改めてお伝えします。

おわりに

ここまで Indeed エントリーについて、求人企業の目線から解説してきましたが、Indeed エントリーは本来、求職者にとって大きなメリットがある方式です。求職者を第一に考える Indeed が、今後も Indeed エントリーを推進していくことは十分考えられます。

dfplus.io チームでは、こうした Indeed の動きの変化を日々キャッチアップし、調査・分析を行いながら様々な方式に対応してまいります。Indeed や、その他求人検索エンジンのフィード関連でお困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

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