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2023年6月28日に行われた「Shopify Google連携お悩み解決セミナー」では、ShopifyをGoogleと連携するメリットや、Google&YouTubeアプリによる連携でよくあるお悩みとその解決方法などを解説しました。
連携したいのにエラーが出て困っている方、集客のためにGoogle連携をお考えの方は必見です!
本セミナーのアーカイブ動画はこちら
Shopifyストアの集客テクニック
集客・販促の基本は、自社の商品を、欲しがっている人に見つけてもらうことです。
- 目的に合わせてチャネルを選択する
欲しがっている人は、雑誌やテレビ、電車やバス、店舗、インターネット、SNS…色々なところにいます。目的に合わせて訴求したいファネルを見極め、チャネルを選択することが大切です。
例えば、「検索」層に訴求したいのなら、Google検索結果画面に表示される広告を配信する、より浅い「興味・関心」層にアプローチしたいからSNSに注力する、などが考えられます。
- 商品データを活用する
次に、見つけてもらう方法を考えてみましょう。上の図にあるプラットフォームを活用するためには、自社の商品データを連携しましょう。これにより、商品を見つけてもらいやすく、ひいては購入してもらいやすくなります。
Shopify Google連携でできること
今回は、Shopifyをご利用の方なら実施しておきたいGoogle連携について、詳しくご紹介しました。
ShopifyとGoogleを連携すると、Google検索結果やYouTubeに広告を掲載できるようになります。
中でも特に効果が高いGoogleショッピング広告について、5つの特長を解説しました。
- クリックを集めやすい
Googleショッピング広告は、Google検索結果の最上部に大きく表示され、クリック率が高い広告です。 - クリック単価が安い
・商品ごとに掲載可能で、ビッグワードでの入札が不要
・実施企業が比較的少ない
上記の理由から、クリック単価が安く、費用対効果が高い広告といえます。
さらに、ショッピングタブには、一部無料枠があるので、上手に活用したいところですね。 - CVR(購入率)が高い
広告クリックで商品詳細ページに移るため、購入までがスムーズで購入率が高い広告です。 - キーワードのカバー範囲が広い
表示対象となる検索キーワードが、商品情報を元に自動で選定される仕組みになっており、表示対象となる検索クエリを幅広く網羅できるのも特長です。 - 広告運用を自動化しやすい
・キーワードの選定が不要
・在庫状況による広告停止/再開も自動で制御
・入札を自動最適化も可能
以上の機能により広告運用の負荷が低く抑えられるため、ムリなく実施することができます。
Googleショッピング広告の5つの特長をご紹介しました。コストを抑えながら高い効果が期待できる、魅力的な媒体です。
Google&YouTubeアプリによるGoogle連携でよくあるお悩みと解決方法
次に、Google&YouTubeアプリ(旧「Googleチャネル」)を使ってShopifyとGoogleを連携したが、「エラーが出てしまう」「もっと改善したい」などお悩みの方へ、解決方法をご紹介しました。
エラーが出てしまう
- 「値が指定されていません」
アパレルのECサイトで、「色、サイズ、年齢層、性別」が指定されていない場合に起きがちなエラーです。
・解決策①
解決策として、ShopifyのGoogle&Youtubeアプリの管理画面から情報を追加することが挙げられます。しかし、Shopifyの商品登録画面にて、バリエーションで「色」や「サイズ」を設定している場合、そのバリエーションが反映されず、またバリエーションごとの設定ができません。
・解決策②
別の解決策として、エラーが出ている値を入力した「補助フィード」をGoogleスプレッドシートなどで作成し、Google Merchant Centerに追加することで解決することもできます。この場合は、以下2つの作業を行う必要があります。
・Google Merchant Centerから商品一覧をダウンロードし、商品ごとに必要項目を追加する
・新商品(バリエーション単位含む)が追加された際は、補助フィードも手動で更新する
このエラーと解消方法についての詳細は以下のブログをご覧ください。
また、Shopifyアプリ「dfplus.io」なら、より簡単に不足項目を補完することができます。
アプリについて、詳しくはこちら
- 「次の識別子がないため、パフォーマンスが制限されています」
Google連携をする際は、GTIN(国内の場合はJANコード)を、ない場合はMPN(製品番号)及びブランドを指定する必要があります。
・全商品にGTINがある場合の解決策
Shopify管理画面でGTINを入力することで、エラーを解消できます。
・その他の解決策
以下のいずれかで解消することができます。
(1)同じく管理画面で「販売元」を入力し、Google&YouTubeアプリでMPNを入力する
(2)補助フィードで作成する
- 「画像でプロモーションのオーバーレイが発生しています」
商品の画像に、ブランドロゴや「〇%オフ」など商品以外の要素が入っているときに起きやすいエラーです。
・解決策①
最も簡単な解決方法は、Google Merchant Centerの自動改善ツールを使って、画像品質を改善することです。
・解決策②
①で解決できない場合は、Shopifyの管理画面で、メイン画像をオーバーレイのないものに差し替えましょう。
しかし、この操作をすると、ストアのメイン画像も変更されてしまいます。ストア上とGoogle広告上で異なるメイン画像を設定したい場合は、Shopifyアプリ「dfplus.io」のようなデータフィードアプリを使う必要があります。
- 「ショッピング広告ポリシーに違反しています」
お酒を取り扱う際などに見られるエラーです。成人向け商品であることを正しく伝えれば解消できます。Google&YouTubeアプリで、「Google商品カテゴリ」を適切に設定し、「年齢層」を「Adult」に設定しましょう。
お酒以外にも、絶滅危惧種の取引とみなされる可能性のある商品など、Googleで不適切とされる商品(※)を扱っている場合も、このエラーが出ます。該当商品は、Google&YouTubeアプリから除外しましょう。
※Googleで禁止されているコンテンツについて、詳しくはGoogle Merchant Centerのヘルプをご覧ください。
もっと改善したい
「Googleに無事連携できたけど、もっと効果を出したい」という方向けに、特に最適化したい2つの項目とその方法を解説しました。
- 商品名(title)
ユーザーが検討の際に必要とする情報を意識して、商品名を構成しましょう。
(1)ユーザーが検索しやすい単語を含める
検索語句と商品タイトルの関連性が高いほど、検索結果画面で上位に表示されると言われています。そのため、検索されやすいブランド名や性別、色、サイズなどを商品名に含めることが有効です。
(2)重要な商品を先頭に配置する
商品名は途中までしか表示されないため、ユーザーの目に留まりやすい先頭に、重要な情報を置くことも効果があるといわれています。
- Google商品カテゴリ(Google Product Category)
Google商品カテゴリ(※)は、Googleが定義する商品分類に基づき、商品を分類・指定する項目で、大分類・中分類・小分類まで設定可能です。
小分類まで設定することが、表示回数の増加に繋がります。自動で補填する機能もありますが、間違うこともあるため、出来るだけ正しく、細かい値を入れるのがオススメです。
※Google商品カテゴリについて、詳しくはGoogle Merchant Centerの公式ヘルプをご覧ください。
これらを最適化したことで、以下のように成果が改善したケースがあります。(弊社運用実績より)
・商品名の最適化で、impが平均144%UP
・Google商品カテゴリの最適化で、impが190%にUP&CV数が1.5倍に(商品名の最適化を同時に行った結果)
外国語フィードを連携したい
外国語の商品データを用意して、Google Merchant Centerから登録することで、外国語のフィードを連携することが可能です。
しかし、Google&YouTubeアプリでは、1つのフィードしか連携できないため、(例えば日本語と英語など)複数フィードを連携したい場合は、Shopifyアプリ「dfplus.io」のようなデータフィードアプリを使う必要があります。
このほか、ブログでもエラー解決や改善方法をご紹介しています。詳しくはこちら
お悩み解決をもっと簡単に
Shopify Google連携をもっと簡単に実現するために、Shopifyアプリ「dfplus.io」がオススメです!
- エラー情報のための情報補完がカンタン
- 複数フィード連携もOK
- 改善のために何をしたらいいかすぐわかる
フィードを連携すると、改善すべき項目とその方法が表示されます。(画像赤枠)
Shopifyアプリ「dfplus.io」では、Shopifyご利用の方限定のお得なプランのご用意がございます。
Q&A
※「他セミナーや、お問い合わせで頂いた質問にもお答えしています。
- 補助フィードを使って最適化した事例はありますか?
Shopifyアプリ「dfplus.io」 をお使いの場合は、メインフィード(通常の商品フィード)で必要な項目をすべて連携することができ、基本的に補助フィードは不要であるため、ご紹介できる事例はございません。
補助フィードでなければ最適化できない施策は考えにくいため、メインフィードでは何らかの理由で不足してしまうなど、ご状況に合わせて補助フィードの利用をご検討ください。
- 商品名とGoogle商品カテゴリ以外で、最適化するために追加したほうがいい情報はありますか?
「商品カテゴリ」と「セール価格」 は設定することをオススメします。 また、任意項目もなるべく網羅的に追加いただくことで、最適化が効きやすくなると言われています。
Googleショッピング広告の改善施策については、以下のセミナーでも詳しく解説しております。ご参考になれば幸いです。
- 特定の年齢層に向けた商品ではない場合の設定がわかりません。
「年齢層」の対応項目から選びましょう。項目が必須ではない商品であれば省略可能です。
詳しくはGoogle Merchant Centerの公式ヘルプをご覧ください。
- レビューはフィード上に表示できるのでしょうか?★が表示されているフィードを見かけたことがあります。
商品レビューを表示するためには、商品レビューフィードという、商品フィードとは別の仕組みが必要です。この機能は、Google&YouTubeアプリでも、dfplus.ioでも対応していないため、他アプリの検討をオススメします。
また、この仕組みを利用するには、商品評価フィードに 50 件以上のレビューが含まれているなど、一定の条件を満たす必要があります。
詳しくはGoogle Merchant Centerの公式ヘルプをご覧ください。
- 越境ECの場合は、複数のフィードが必要ですか?
同じ言語で、通貨単位が異なる場合は、Google Merchant Center側で換算されるため、フィードは1つのまま、運用可能です。
言語が異なる場合は、上記「外国語フィードを連携したい」でご説明したように、dfplus.ioなどのツールを活用して、複数フィードを作成することが必要です。
- Google以外では、どのような媒体で活用されていますか?
Googleに次いで多いのは、Instagram・Facebook(Meta 広告)とCriteoです。このほか、awoo AIやvisumo、Pinterestへの連携が増加傾向にあります。
- Shopify上のすべての項目をツール内で使えるのですか?
基本的な項目は、全てdfplus.ioで取り込むことができます。ただし、メタフィールドは5個までしか取り込めないなど、一部、対応していない項目もあります。
詳しくはdfplus.ioのサポートサイトをご覧ください。
まとめ
ShopifyとGoogleを連携する際のエラー解決策や、改善テクをご紹介しました。
Googleショッピング広告は、パワフルな集客・販促方法ですので、是非活用していきたいですね。Google&YouTubeアプリのほか、複数フィードの運用やより簡単な改善をご希望の方は、Shopifyアプリ「dfplus.io」も、あわせてご検討ください。
Google Merchant Centerへの連携や改善でお困りの場合は、以下のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。