dfplus.io では、求人・転職関連サービスに関わる広告主様、広告代理店様向けに、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、careerjet といった求人検索サイトの活用についてセミナーでお伝えしています。
先日開催されたセミナーの内容と質疑応答を一部ご紹介します。
※本記事は、直近で開催された2022年11月24日の内容を元に更新しています。
セミナー動画:
- 求人検索サイトを “今” 活用したい理由
- Indeed改善テクニック
- 求人検索サイト戦略
- 職業安定法改正の影響
- 成功のカギ
- 質疑応答
- 横展開する場合はindeedで試すのがおすすめとありましたが、なぜindeedがよいのでしょうか?
- ATS(CMS)を利用してクローリングでIndeed掲載をしている場合、フィード掲載に切り替えるメリットはありますでしょうか?最近、Indeedのクローリング掲載でも表示最適化が進んでいる気がします。
- 直近の仕様変更の影響もあってか、オーガニックでは全く表示されなくなってしまったように感じております。このあたりについて、なにか情報や、対応策はありますでしょうか?
- 専門職の求人を扱っているので、職種名で他社と差別化がしにくいです。職種以外の情報は入れないほうがよいとのことですが、改善する方法はあるでしょうか?
- キーワードタグの設定方法について教えてください。
- データフィードはツールを使わないとIndeedに連携できないのでしょうか?例えば、自分でcsvを作り、それを連携させることはできますか。
- Indeedの職種名でカッコ()やスラッシュ / は使用可能ですか。
- NG表現については職種名以外にも入れない方がよいですか。
- インプレッションがのびない場合、データフィード等の求人情報改善・入札調整 どちらを行うべきでしょうか?
- セミナーに関するご質問やご相談窓口
求人検索サイトを “今” 活用したい理由
厚生労働省の一般職業紹介状況によると、有効求人数は増加傾向にあります。しかし、求められる人材には偏りがみられることを、いくつかのニュース記事をまじえてご紹介しました。
求人検索サイトでは、「今保有している求人票」をベースに集客できるので、ミスマッチを防ぎながら求める人材にアプローチしやすい特長があります。状況が読みづらい時こそ求人検索サイトは有効といえます。

Indeed改善テクニック
求人検索サイトの中でも利用者数が多いIndeedでの改善テクニックについて
- インプレッションを増やす
- クリック率を高める
- コンバージョン率を高める
- キャンペーン最適化
の4つの観点から、9つの改善テクニックをご紹介しました。


キーワードタグの活用についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
改善施策のほとんどはデータフィードでの調整です。そのため、求人をIndeedに連携する方式として、クローリングや、クローリングを元にしたデータフィードではなく、データフィードでの連携がおすすめであることをお伝えしました。クローリングからデータフィードに切り替えたことで、応募数が2.9倍になったというケースもあります。
求人検索サイト戦略
求人検索サイトは dfplus.io ユーザーの多くが利用していますが、そのうち 69%が 複数の求人検索サイトを活用しています。

あらためて求人サイトそれぞれの概要や特徴をお伝えし、Indeedで成功した施策を横展開することから始めると、複数の求人検索サイトをうまく活用できることをご紹介しました。たとえば「職種名を具体化する」などは、どの求人検索サイトでも有効です。
さらに、求人検索サイトだけでなく、Criteo、Google など広告媒体にも求人情報を連携する企業も増えています。dfplus.io のユーザーは、平均6.0の求人検索サイトや広告媒体に求人情報を連携しています。
職業安定法改正の影響
職業安定法改正のおもな変更点をご紹介しました。
おもな6つの変更点は以下の通りです。
- 届け出が必要に
- 求人の正確性・最新性が求められる
- 求職者が必要とする情報の明記が必要に
- 個人情報の取り扱いについてのルールが明確化
- 苦情への適切な対応
- 事業者情報の開示
こうした変更への対処や、正確性・最新性を担保するためにもデータフィードでの運用がおすすめです。
成功のカギ
成功のカギとして、複数媒体を無理なく運用でき、横展開しやすい体制や環境づくりについてお伝えしました。
質疑応答
当日いただいたご質問をご紹介させて頂きます。
※記事にする上で、質問・回答文言を一部調整しています。
横展開する場合はindeedで試すのがおすすめとありましたが、なぜindeedがよいのでしょうか?
利用率が高いためです。Indeedで施策を試した後に、他の媒体を活用されることをおすすめしております。また、審査が一番厳しくIndeedで可能な施策は、他の求人検索媒体であっても可能であるケースが多いためです。
ATS(CMS)を利用してクローリングでIndeed掲載をしている場合、フィード掲載に切り替えるメリットはありますでしょうか?最近、Indeedのクローリング掲載でも表示最適化が進んでいる気がします。
改善施策を試せる点がフィード掲載のメリットです。サイトの構造を変更せずに、手元で改善施策をお試しいただくことができます。また、サイトには掲載されていない情報、たとえばカテゴリー情報なども伝えることで、媒体側の機械学習が促進されやすく、成果が出やすくなります。
直近の仕様変更の影響もあってか、オーガニックでは全く表示されなくなってしまったように感じております。このあたりについて、なにか情報や、対応策はありますでしょうか?
一度お客様の状況を拝見させて頂きたい為、個別にご連絡させて頂ければと思います。
専門職の求人を扱っているので、職種名で他社と差別化がしにくいです。職種以外の情報は入れないほうがよいとのことですが、改善する方法はあるでしょうか?
職種名以外で差別化していくといった方法もございます。画像を設定していただくことで、画像付きで求人を配信することができます。さらに、キーコードを設定していただくことによって「派遣」「急募」といったキーワードで訴求することも可能です。
改善するポイントは、お客様の状況により異なりますので個別にご連絡させて頂ければと思います。
キーワードタグの設定方法について教えてください。
キーワードタグは自由にキーワードを設定できるわけではなく、Indeed所定のコードをデータフィードで指定する必要があります。一つ一つの求人に対して該当のキーワードを選び設定するのは大変ですので、データフィード管理ツールを使い、「特定の文言があった場合」などの条件に応じて設定をすると便利です。
データフィードはツールを使わないとIndeedに連携できないのでしょうか?例えば、自分でcsvを作り、それを連携させることはできますか。
ツールを使わなくてもIndeedにデータフィードで求人を連携することは可能です。ただし、形式はxmlフォーマットになりますので、スプレッドシートやエクセルで管理することは難しく、開発が必要になることが多いかと思います。
Indeedの職種名でカッコ()やスラッシュ / は使用可能ですか。
はい。全角半角ともカッコ()
()
、スラッシュ/
/
は問題ありません。このほか・
・
(中点)も使うことができます。
NG表現については職種名以外にも入れない方がよいですか。
求人対象を制限をするような表現は職種名・説明文に関わらず禁止されています。判断に迷われる場合はIndeedに問い合わせると確実です。
インプレッションがのびない場合、データフィード等の求人情報改善・入札調整 どちらを行うべきでしょうか?
基本的にどちらも効果があります。どちらをより優先すべきかは、状況によっても変わってくるので、お問合せ頂き具体的に現状を拝見したいと思います。
もし、求人情報のなかで連携できていない項目があったり、改行などが反映されずIndeed上でわかりにくい状態になっている場合は、データフィードの改善を先に行われるのが良いかと思います。
セミナーに関するご質問やご相談窓口
セミナー開催についてはFacebook、Twitterでもご案内しております。
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