dfplus.io では月に1回程度、媒体について実践的なセミナーを行っており、無料でご参加いただけます。先日開催された「商品データ活用の最新事例からトレンドを解説!ECサイト 回遊率4.4倍・CVR3.8倍など下着ブランドECに学ぶサイト改善」は多くの方にご参加頂きました!その内容や、質疑応答を一部ご紹介いたします。
また、awoo AIについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 第一部 : フィードフォース
- 第二部 : awoo Japan
- 質疑応答
- Pinterest プロダクトピンはフィードの情報から自動的に生成されるため、フィードに100点商品を入れた場合、100個のプロダクトピンが自動生成されてオーガニック投稿されてしまうのでしょうか?
- awoo AIの導入効果の実績のデータソースは、月間のGoogleアナリティクスの総セッションでの実施前後比較で相違ございませんでしょうか?もしくは同じ期間で、タグをclickした人とclickしていない人の比較でしょうか?
- 表示されるハッシュタグは、こちらで制御することは可能でしょうか。
- awoo aiのshopifyでの利用開始はいつ頃でしょうか?
- 商品数が少ないショップでの活用事例等はありますか?
- タグるという観点で、女性対象のショップの方が効果あるように感じました。男性ターゲットのショップでも効果はありますでしょうか?事例も購買者が女性メインだったと思います。
- まとめ
第一部 : フィードフォース
データフィード市場の動き
セミナーではまず始めに、データフィード市場の動きについてご紹介しました。
商品データを、複数の媒体で活用することがスタンダードとなってきました。
商品データを利用した施策は、認知獲得からCVまでフルファネルで活用することができます。
人気の活用媒体
次に、人気の活用先についてご紹介しました。
人気のデータフィード活用先は、検索系広告・ダイナミック広告です。特に、Googleは9割を超える事業者が利用しています*。
Googleに次いでCriteo、Facebookといったダイナミック広告の主要媒体も人気です。
*弊社発表「データフィード利用状況調査2022上期」より
新しい活用媒体
続いて、SNSを活用したソーシャルコマースや、各プラットフォームのショッピング機能についてご紹介しました。
2022年6月1日に日本でリリースされたPinterestアドや、TikTokのコレクション広告・DSA、Twitterの新しいショッピング機能など、各SNSプラットフォームでショッピング機能が追加され、商品データの活用先が広がっています。
※セミナー開催時の情報です。2022年12月現在、Twitter ダイナミックプロダクト広告は一般利用可能になっています。
注目の活用先
その後、UX・CX改善やDXサービスをご紹介しました。
UGC活用サービスの visumo やスタッフDXサービスである STAFF START について解説しました。
AIサジェストプラットフォームの awoo AI も注目されている商品データの活用先です。
本セミナーの第2部で詳しく解説していただきました。
商品データ活用 成功のカギ
商品データの活用を成功させるには、「活用先を増やしても大変にならない」仕組みづくりが重要となってきます。連携先ごとに開発するのではなく、ツールで一元管理することがおすすめです。
そういったツールの一例としてdfplus.ioをご紹介しました。
第二部 : awoo Japan
awoo AI とは
第二部では、awoo Japan 株式会社の河嶌 佐登志様にご登壇いただき、awoo AIについて解説していただきました。
awoo AIとは、ハッシュタグを自動生成し、サイト上に設置することによってユーザの回遊と購買を生み出すレコメンデーションツールです。
従来型のレコメンドと違う点を4つ解説していただきました。
- cookieレス技術
- ハッシュタグ
- コールドスタートの解消
- ユーザー行動に依存せず、商品特徴ベースでアルゴリズムを生成しているため、導入直後から最適なレコメンドを実現しています。
- 新たな商品との出会い
手動でハッシュタグを設置すると、人によるバイアスやクオリティにブレが生じてしまいます。また、ユーザが求めているものではなく、企業が伝えたいキーワードを伝えてしまうことでニーズに合わないといった可能性もあります。
しかし、awoo AIは商品特徴を理解し、タグの組み合わせを最適化するためユーザー行動に依存せず、潜在ニーズへのアプローチも可能です。
ECサイト活用事例
次に、awoo AIを使用し、ハッシュタグを活用した事例を紹介していただきました。
tutuanna
導入の効果
- サイト回遊率 4.4倍
- 離脱率 -77%
- 直帰率 -94%
- CVR 3.8倍
新規ユーザーの回遊率を改善し、運用リソースを削減しました。
KOMEHYO
導入効果
- サイト回遊率 3.9倍
- セッション時間 3.5倍
- 離脱率 -74%
- CVR 1.2倍
一点ものの商品が多く、商品数が膨大のなか、カテゴリーを横断する回遊体験によってコンバージョンを向上しました。
F.O.Online Store
導入効果
- サイト回遊 3倍
- 離脱率 -67%
- 直帰率 -92%
- CVR 2.9倍
ロングテールキーワードのハッシュタグもクリックされ、回遊率とCVRが改善しました。
富澤商店
導入効果
- サイト回遊率 8.3倍
- 離脱率 -88%
- 直帰率 -87%
- CVR 11.5倍
ハッシュタグを活用し、ユーザに注意喚起しながら豊富な商品を探し出しやすい導線を設計しました。
導入ステップ
最後に、awoo AIを導入しリリースするまでのステップを解説いただきました。
awoo AIは、2022年継続率が100%だったそうです!
質疑応答
Pinterest プロダクトピンはフィードの情報から自動的に生成されるため、フィードに100点商品を入れた場合、100個のプロダクトピンが自動生成されてオーガニック投稿されてしまうのでしょうか?
登録した商品がプロダクトピンとしてすべて自動生成されるため、100点の商品を登録した場合は、100個のプロダクトピンが生成されます。また、企業アカウントのショップタブに登録した商品がすべて表示されます。しかし、Pinterestのフィードでは、ユーザーの行動や興味関心によって最適化されたピンが表示される仕組みですので、100個のプロダクトピンが連続して表示されるわけではありません。
awoo AIの導入効果の実績のデータソースは、月間のGoogleアナリティクスの総セッションでの実施前後比較で相違ございませんでしょうか?もしくは同じ期間で、タグをclickした人とclickしていない人の比較でしょうか?
タグをclickした人とclickしていない人との比較です。awoo AIには管理画面がないため、Googleアナリティクスでイベントを生成しデータを取得しております。
表示されるハッシュタグは、こちらで制御することは可能でしょうか。
可能です。しかし、管理画面が存在しないため、カスタマーサクセスにタグの追加・消去の指示をしていただかなければなりません。含んではいけないキーワードがございましたら、事前にAIに学習させることも可能です。
awoo aiのshopifyでの利用開始はいつ頃でしょうか?
すでに利用していただくことができます。
商品数が少ないショップでの活用事例等はありますか?
200商品以上を推奨しています。しかし、200商品未満であったとしても利用できないわけではございません。
タグるという観点で、女性対象のショップの方が効果あるように感じました。男性ターゲットのショップでも効果はありますでしょうか?事例も購買者が女性メインだったと思います。
男女問わず効果があった事例がございます。また、Z世代だけでなく幅広い世代の方にタグをクリックしていただいているデータもございます。
まとめ
最後に、セミナー全体の内容を簡単におさらいをしてセミナーを締めくくりました。
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