こんにちは!
先日、シナジーマーケティングさま・Criteoさま・弊社の3社で「Criteoの効果最大化に向けた機能徹底活用セミナー@Criteo社」を開催しました。
とっても綺麗でおしゃれなオフィスでした。Criteoさま、ありがとうございます!
それではさっそく、セミナーレポートに入ります!
第1部 Criteo「2019年Criteoの新たな取組みと活用法」
Criteoの中村さまより、 2019年にCriteoの新たな取り組みやプロダクトの進化、活用法についてお話いただきました。
現在のプロダクトラインナップ
ユーザーの嗜好や選択肢の多様化により、ロイヤルカスタマーの維持・獲得がますます難しくなってきています。
そんな中、Criteoでは広告の目的にあわせ、フルファネルのソリューションを提供しています。
- Criteo Dynamic Retargeting
:「コンバージョン数/売上」を目的に、サイト訪問ユーザーに対して配信。 - Criteo Audience Match
:「休眠ユーザーの復活」を目的に、CRMのオーディエンスに対して配信。 - Criteo Customer Acquisition
:「新規ユーザーの獲得」を目的に、類似オーディエンスに対して配信。 - Consideration
:「新規ユーザーの流入」を目的に、類似オーディエンスに配信。本メニューは今季からリリース予定とのこと。
リターゲティング広告の印象が強いCriteoでしたが、ユーザーの嗜好や選択肢の多様化に合わせ、新たなソリューションを開発されていました!
Criteoショッパーグラフ
CriteoはCriteoショッパーグラフという、識別データ・測定データ・興味/関心データの3つからなる、世界最高レベルのデータセットを持っています。
現在、月間およそ20億人を超えるアクティブな買い物客、8,000億ドル以上のEコマース売上高、20億件のCriteo IDに関するデータが含まれており、今もなお、日々増え続けています。
質・量ともに世界最高レベルの消費者行動データプールを活用できることがCriteoの強みですね!
また、それらのデータを分析・有効活用できる独自のAIエンジンを活用することで、新たなロイヤルカスタマーの獲得・維持をワンストップで実現します。
第2部 フィードフォース「Criteoで成功するためのデータフィード管理環境」
弊社 松下からは、Criteoやその他データフィード媒体で効果的に運用するための環境をテーマにお話しました。
データフィード市場のトレンド
データフィード広告の市場は近年右肩上がりに伸びています。昨年のデータフィード利用状況調査では、1企業が管理しているデータフィード数は3.4フィードだったのが、今年の調査では4.1フィードへ増加していました。今年の調査結果の詳細は、こちらのPDF版資料をご参照くださいませ。
Criteoにおけるデータフィードの役割
Criteoの効果を高めるポイントは「レコメンドエンジン」「クリエイティブ」「ビッディング」3つをきちんと押さえて運用することです。
各ポイントをデータフィードでどのように活用していくか、を具体的にそれぞれご紹介しました。
どのポイントもデータフィードが関わってくるため、Criteoの運用にはデータフィードのが大きな役割を果たします。
適切なデータフィードの環境
Criteoなどのダイナミック広告で成果を出す企業さまには共通する「環境」があり、Fringe81さまや、レバレジーズさまの事例を元にご紹介しました。
第3部 シナジーマーケティング 「LTVに貢献するアドレサブル広告」
シナジーマーケティングの光山さまより、LTV(Life Time Value)の向上をテーマに顧客データを活用した広告配信についてお話いただきました。
LTVの重視
広告にはLTVの概念を取り入れ、活用していくことが重要です。つい「いくらで獲得できたか」という獲得効率を重視してしまいがちですが、「誰を獲得できたか」という優良顧客へのリーチがポイントとなってきます。LTVを高める方法として、顧客データを活用した「アドレサブル広告」があります。
アドレサブル広告でLTVを高める方法
優良顧客を集客
多くの企業さまで、引き上げ率・リピート率が課題になっているという現状について言及。
そこで、質の良いユーザーの類似ユーザーへアプローチする手法を事例とともにご紹介いただきました。
サンプルのみの購入(=質の良くない)ユーザーを除外、本品購入ユーザー(=質の良い)の類似ユーザーへ配信をした事例では、CPO(本品1件あたりに必要となる費用)が半分近くになったとのこと!
既存顧客のLTVを向上
メール未開封ユーザーへの「広告」でのアプローチ方法をご紹介いただきました。
既存顧客へのメールアプローチでは、配信許諾が必要な点や、開封するユーザーが少ない点、などが課題で購入まで至るユーザーは少ないですよね。
しかし「広告」は許諾も必要なく、未開封ユーザーへ届けることができるので、アドレサブル広告では鉄板施策だそうです。
また、今年の10月には、アドレサブル広告運用ツール「AD2」はCriteoのAudience Matchと連携し、既存顧客に対してCriteoで広告アプローチが可能となりました。
ダイナミック広告とアドレサブル広告は非常に相性が良く、静止画と比較してCVRが1.5倍の事例も出ているとのことで、非常に注目です!
詳細は以下をご参照くださいませ。
AD2 | アドツーで、ユーザーのLTV向上に寄与する。
まとめ
各部終了後には懇親会も行われ、お酒片手にラフな形で、参加者の皆さんと有意義な意見・交流交換のお時間を持つことができました!
「Criteoをもっと強化していきたい」「どう運用したらいいかわからない」という方、「dfplus.io」と一緒に解決させてください!いつでもご相談お待ちしております。以下のフォームより、お気軽にご相談くださいませ。