こんにちは!dfplus.ioの2023年3月のアップデート内容をまとめてご紹介します。
3月は機能リリースが多く、特に中上級者向けのルール条件・処理の機能リリースが多い月でした。それではご紹介していきます。
ルール条件:2つのマスターデータ項目の「文字列比較」を追加しました
2つのマスターデータの項目を比較し、選択したマスターデータ項目の値に、もう一方のマスターデータの項目の値を含む・含まない・一致する・一致しないを条件に組めるようになりました。
文字列比較の条件一覧
- 次の項目の値を含む
- 次の項目の値を含まない
- 次の項目値と一致する
- 次の項目の値と一致しない
ルール処理:値内の連続したスペースや改行を削除できるようになりました
値内の連続する空白スペースや改行を、1つにする処理です。
半角空白と全角空白が連続する場合は、以下表のように最初の空白が残ります。
元の値 | 処理後 |
---|---|
“<全角空白><半角空白><全角空白> ~~ “ | “<全角空白> ~~ “ |
“<半角空白><全角空白><全角空白> ~~ “ | “<半角空白> ~~ “ |
「descriptionに使いたい項目に空白が連続してたくさん入っているから削除したい」といった場合などにご活用ください。
ルール処理:一定範囲のランダムな数値を取得できるようになりました
選択した項目に、最小値と最大値の間のランダムな数値を代入します。最小値と最大値は0~1000の数値で指定が可能です。
例えば1~10までの数字でカテゴリ分けしたい場合に、1から10までの数値を範囲指定して、割り当てることができます。
※ランダムな数値は、マッピングやルールの保存・データフィード変換の度に変わります。
ルール処理:割り算の余り値を取得できるようになりました
指定した項目または値で割った際の余りを取得してフィードに活用できます。余り値を取得してランダムな設定を行いたい場合などにご活用ください。
対応表:検索機能の追加と処理速度の改善を行いました
検索機能の追加
対応表のキーまたは値を検索できる機能を追加しました。
検索窓の値と一致すると、一致した行が黄色くハイライトされます。
対応表に登録している行が多い場合などに検索機能を使うと、効率的に対象のキー・値を見つけられます。
処理速度の改善
対応表の処理速度を大幅に改善しました。1万レコード(行)では処理速度を99.6%削減しました。
これまでは大容量のデータを対応表に登録すると、お使いのPCによっては処理時間が長くかかったり、画面がフリーズしてしまうことがありました。
本改善によって対応表に大容量のデータを登録している場合も、スムーズにお使いいただけるようになりました。※本改善によって、対応表への登録上限を40,000行と設定しました。
レコード数(行) | Before(ms) | After(ms) |
---|---|---|
1000 | 323 | 10(96.9%削減) |
10000 | 2312 | 9(99.6%削減) |
20000 | 4859 | 9(99.8%削減) |
30000 | 7583 | 7(99.9%削減) |
40000 | 10962 | 9(99.9%削減) |
より詳細に利用状況を確認できるようになりました
ヘッダーの「利用状況」から現在のプランでご利用できる容量とご利用状況を確認できる「利用状況ドロップダウン」を改修しました。
ご契約中のプランの容量と実際の使用量を比較して、ご利用状況を確認しやすくなりました。
今後もご利用ユーザーの声をもとに、改善・機能追加に努めてまいります
以上、3月のアップデートの内容のご紹介でした。
dfplus.ioでは今後もご利用ユーザーの声を参考に、プロダクトの改善・機能追加に努めてまいります。
ぜひ皆さまからのフィードバックをお待ちしております。
まだご利用でない方は、何度でも試せる無料トライアルをどうぞ!