こんにちは。フィードフォースの安藤です。
dfplus.io では、月に 1 度データフィードに関する様々な情報をお届けしています。
今回は、求職者が検索する月給平均額に見えるインフレの影響や、近年の日本の労働市場に対する分析、Indeed の CM マーケティングについてトピックを選定しました。ぜひチェックしてみてください!
1. インフレの影響で求職者が Indeed で検索する月給は上昇傾向に
Indeed Hiring Lab が 11 月に公開した調査によると、求職者が Indeed で検索する月給額が上昇傾向にあることがわかりました。具体的には、2021 年 9 月から 2024 年 9 月にかけて、平均 32 万 8123 円から 35 万 5032 円と、8.2%(2 万 6909 円)上昇しています。
Indeed Hiring Lab エコノミスト 青木 雄介氏は、今回見られた傾向はインフレーションの影響を受けており、物価上昇が今後も続けば、連動して検索賃金も高まっていくと予想しています。
2.「転職で年収増」最高の 36 %。人材の流動化が進む
日経新聞 Inside Out による近年の日本の転職市場に関する分析です。
・転職希望者は初めて 1000 万人を超える (23 年)・転職によって年収が 1 割以上増える人の割合が過去最高水準(36%)に・降格や退職勧奨を実施する制度の導入は 2 割に留まる
以前よりも働き手が転職に踏み切りやすくなり、人材の流動化が進む一方、世界的な水準にはまだ追いついていないことが指摘されています。
3.Indeed、新 CM に韓国 5 人組グループ「LE SSERAFIM」を起用
韓国の 5 人組グループ「LE SSRAFIM」が出演する Indeed の CM が公開されました。
Indeed はこれまでも、人気タレントを起用した CM でマス層への訴求を強め、高い認知を獲得してきた歴史があります。
また、CM に合わせ公開された特設サイトでは「トレンドを発信 海外出張あり」「頼られる存在」などが求人検索ワードの例として紹介されており、求職者が自分らしく働くことを後押しする姿勢がアピールされています。