フィードフォースの鎌田です。
dfplus.io では、月に 1 度データフィードに関する様々な情報をお届けしています。
今月は、主に Google に関する重要なアップデートを取り上げました。
ぜひご一読ください。
1.Google、Chrome における 3rd Party Cookie の廃止を撤回すると発表
Google は、7 月下旬に Chrome ブラウザにおける 3rd Party Cookie の廃止を撤回することを発表しました。
これまで 3 度にわたり廃止を延期してきましたが、今回の決定により、仕組みは維持したまま、代替技術でプライバシーへの配慮を実現する方針へと大きく転換したことになります。
今後は、引き続きプライバシーサンドボックスの開発を進めるほか、第三者へのデータ共有の可否をユーザー自身が自由に決定できる「新しいアプローチ」を提案していくと示しています。
2.「Google Merchant Center Next」の主要な機能
今年 9 月までに、全ての Google Merchant Center が「Google Merchant Center Next」へアップデートされる予定です。
- AI で効率的にコンテンツを作成できる Product Studio
- ビジネスインサイトが 1 つに集約されたレポート
- より直感的に操作できる UI や高度なカスタマイズ機能
これらの機能を十分に活かし、年末商戦で成果を上げるには早めの移行がオススメです。
3.部分一致からインテントマッチへ——改称の背景にある進化とは
先月、「インテントマッチ」へと名称変更された Google 広告の(旧)部分一致。
Google AI などの進化に伴い、生活者や企業のインテント(意図)を捉える精度が飛躍的に向上したことが、今回の改称の背景にあると Google は示しています。
かつては、費用対効果が劣ると考えられてきた部分一致ですが「潜在的な顧客層」と「獲得につながるテールワード」を見つけ出し、自社の広告に合ったインテントを持つ生活者へ効率的にアプローチできる機能へと進化を遂げているそうです。
4.「Shopify」が選ばれる理由と、伸びるブランドの共通点
世界 175 ヶ国以上で数百万の事業者が利用する EC プラットフォーム「Shopify」。高い拡張性や販売チャネルの豊富さ、CVR の高さを強みに、この 1 年で黒字化を実現するなど拡大基調を続けています。
その Shopify で成功を収めるブランドの共通点として、「ファーストパーティーデータの収集・活用を愚直に行っている」ことがあげられるそうです。
記事ではデータを活用したパーソナライズ施策や成功事例をご覧いただけます。