フィードフォースの堤 健一郎です。
今月のデータフィードニュース人材業界編では、 盛り上がりをみせているスポットワークに関する最新情報をお届けします。
ぜひ、ご一読ください。
1. リクルート、新たなスポットワークサービス「タウンワークスキマ(仮称)」を 2024 年秋に提供開始
リクルートがスポットワークサービス「タウンワークスキマ(仮称)」を 2024 年秋に提供開始すると発表しました。
スポットワーク市場はタイミーが牽引してきましたが、 2024 年 3 月にメルカリが「メルカリ ハロ」で市場に参入し、 すでに登録者数が 250 万人を突破しています。
今回、リクルートが参入することで市場が大きく拡大する可能性があります。
リクルート、新たなスポットワークサービス『タウンワークスキマ(仮称) 』を2024年秋に提供開始 | 株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、2024年秋に、新たなスポットワークサービスの提供を開始することをお知らせします。
2. スポットワークの時給、4 年で 1 割上昇し、バイトをしのぐ勢い
日経新聞によると、スポットワークの時給は 4 年で 1 割上昇し、 アルバイトをしのぐ勢いだそうです。
スポットワークは未経験でも働きやすい数時間単位の仕事が多く、 学生や主婦に加え、副業の解禁で会社員などの利用も増えた結果、 業界団体のスポットワーク協会によると登録者数は 1,500 万人を超えています。
前述のリクルートの参入もあり、更なる市場の活性化が見込まれます。
スポットワークの時給、4年で1割上昇 バイトしのぐ勢い - 日本経済新聞
空き時間などを使って単発で働くスポットワークの時給が上昇している。ツナググループ・ホールディングスのツナグ働き方研究所(東京・千代田)がまとめた2月の平均時給(三大都市圏)は1173円で前年同月に比べ23円(2%)高い。4年間で1割の上昇と、一般的なアルバイト・パートをしのぐ勢いだ。人手不足に加え、人員配置の効率化を図...
3. タイミー、シニア・プレシニア世代のスポットワーク利用実態調査を実施
盛り上がりをみせるスポットワークでは、シニア・プレシニア世代の利用が増えているそうです。
タイミーの調査によると、55 歳以上のシニア・プレシニア世代の働き手は、2024 年 3 月時点で約 38 万人と、前年同月比で約 2.1 倍に拡大しています。
さらに、シニア・プレシニア世代の働き手の 49% が、勤務先から長期就業を打診されたことがあり、11% の働き手が、実際に長期就業をしたことがあることがわかりました。
スポットワークは長期就業の入り口としての役割も注目されます。
タイミー、シニア・プレシニア世代のスポットワーク利用実態調査を実施
株式会社タイミーのプレスリリース(2024年5月8日 10時00分)タイミー、シニア・プレシニア世代のスポットワーク利用実態調査を実施