フィードフォースの堤 健一郎です。
Google を含む複数の媒体が新機能をリリースするなど、今月も活発な動きが見られました。
その中でも押さえておきたいニュースをピックアップしてお届けします。
1. Google、Demand Gen キャンペーンを全広告主に提供開始
Google の新たなキャンペーンタイプ「Demand Gen キャンペーン」を全ての広告主が利用できるようになりました。
ファインド広告の機能に加え、以下が可能になりました。
- YouTube ショート・インストリームでのリーチ
- 1 つのキャンペーンでイメージ広告と動画広告を配信
- クリック数を最適化する入札
動画クリエイティブを活用して、広告効果の向上が期待できます。
ファインド広告からのアップグレードは、今月から 2024 年初頭にかけて行われる予定です。
商品フィードも活用できるので、動画素材とあわせて準備を検討してみてはいかがでしょうか?
2. 年末商戦で結果を出すための AI 活用法とは(Google)
これから活発になる年末商戦。
その集客・販促を後押しする Google の生成 AI 活用法が 3 つ紹介されています。
- 3D アセットでショッピング体験を向上する
- AI による予測・分析に基づいて広告予算や価格戦略を計画する
- Product Studio で商品画像を簡単に作成・修正する
Product Studio は今後数週間のうちに Google Merchant Center Next とShopify アプリ「Google & YouTube チャネル」で展開予定です。
3. Meta が生成 AI によるクリエイティブ作成機能の提供を開始
Meta 広告にて、AI を活用してクリエイティブを自動生成できる機能が提供開始されました。以下が主な機能です。
- 背景画像の作成
- 異なるサイズの画像作成
- テキストのバリエーション作成
試験運用では、クリエイティブ作成にかかる時間を週 5 時間以上削減できた例もあり、注目です。
全文はこちら:
Generative AI features for ads coming to all advertisers
4.TikTok 広告のエンゲージメントを高める拡張機能「Interactive Add-ons」とは
TikTok 広告の「Interactive Add-ons」では、「スマホを振ったら何かが表示される」「クリックするとギフトコードが表示される」などのインタラクティブな要素を追加することで、エンゲージを促す拡張機能です。
TikTok の調査では「実店舗への誘導」「購入率の向上」への効果が確認されたようです。
追加費用なしで利用できるため、活用してみてはいかがでしょうか?