日暮れがどんどん早くなり、秋が近づいているのを感じますね。今月もぜひチェックいただきたい情報をまとめてお届けします。お仕事の合間にご確認ください!
1. TikTokがコマースに特化した広告メニューを新たに3つ発表
TikTokが新たに「Shopping Ads」と総称されるコマースの広告メニューを3つ発表しました。それぞれの概要は下記となります。
①Video Shopping Ads(日本でもテスト可能)
動画に1つの商品をカード形式で表示することができます。
ユーザーはカードをタップするとECサイトに遷移します。
②Catalog Listing Ads(米国のみテスト可能)
ユーザーがバナーをタップすると、製品カタログが画面全体に表示され、カタログリスト形式で複数の商品を宣伝できます。動画の用意は不要です。
③LIVE Shopping Ads(米国など一部の国でテスト可能。日本は未対応)
LIVEモーメントへ誘導することができます。
LIVE配信では、リアルタイムで紹介している商品や関連する商品をカード形式で表示することができます。
新しいメニューの利用には商品データ連携が必要
上記のメニューでは、すべてTikTokへの商品データ連携が必要となります。
TikTokでは今後もコマースに注力していくことが予想されますので、この機会にぜひTikTokへの商品データ連携についてご検討ください!
参照:Introducing Shopping Ads and the next chapter of commerce on TikTok | TikTok For Business Blog
「dfplus.io」では、TikTokの商品データ連携に対応しています。
詳細をご希望の場合は、以下のフォームからお問い合わせください。
2. ShopifyのGoogleチャネルでP-MAXの利用が開始
8月15日より、ShopifyからGoogleへ商品のデータを連携するGoogleチャネルで、P-MAXキャンペーンの利用が可能になりました。さらに、キャンペーン作成と管理はGoogle Merchant Center内で行うようになります。
9月初めからは、既存のスマートショッピングキャンペーンはすべてP-MAXキャンペーンに自動で変更されます。
参照:Googleパフォーマンスマックスキャンペーン · Shopify ヘルプセンター
また、9月1日からは、Googleチャネルの管理主体がShopifyからGoogleに変更になります。主な機能に変更はないとのことですが、連携方法に変更がある可能性があります。Shopifyをご利用中の方は、念の為ご確認ください!
3.Microsoft広告、自動車広告開始など新たに9つのアップデート
8月2日にMicrosoft広告で、新たに9つの大きなアップデートがありました。主な内容は下記です。
- 自動車広告がグローバルすべての広告主に展開
- 類似オーディエンスのβ版が日本でも利用可能に
- 動画広告が米国・カナダなど一部の国で試験導入(日本は対象外)
Microsoft広告は、5月末から日本で開始されましたが、グローバルでは以前より実施されており、人気も高い媒体です。特に日本ではWindowの利用率が高く、市場も大きいと言われているので、今後の展開にも注目です!
参照: Learn about Automotive Ads and August updates – Microsoft Advertising
4.2022年上期のデータフィード利用状況調査を公開
2022年上期の最新データをもとにデータフィード利用状況調査を公開しました!
EC業界で注目すべき結果は下記となります。
- Googleの利用率が91%に。前回*の79.7%と比較して大幅に伸長。
- EC業界の配信先媒体数の平均は3.4媒体。
Googleの利用率が伸びていることから、Googleショッピング広告での利用が必須施策化していることが伺えます。ぜひ、本調査を今後の施策検討にお役立てください!
*2021年上期データフィード利用状況調査(弊社調べ)
5.【ブログ】Google、Facebook、Criteoでセールを訴求する方法を解説
Google、Facebook、Criteoでセール商品を効果的にアピールできていますか?
データフィードを活用した媒体では、商品の価格情報を活用して、セール情報をクリエイティブに反映し、アピールすることができます。方法をブログにまとめているので、ぜひ活用してみてください!
6. Twitterマーケティングで「ECでの新規顧客獲得・売上増加」の効果
7月末にアライドアーキテクツ株式会社が、「企業によるTwitterマーケティング実態調査2022」を公開しました。
本調査によると、「ECでの新規顧客獲得・売上増加」において4割強の担当者が費用対効果が高いと回答しています。Twitterマーケティングは、認知獲得施策だけではなく、売上にも効果が高くなっていることが伺えます。
アメリカでは、Twitter Shopsなど商品データを連携して商品の購入につなげるメニューがすでに実施されています。
今後、日本への展開も期待されており、Twitterの動きも目が離せません!
参照:Twitter Shops: More space to shop (Twitter Blog)
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
データフィード媒体の最新情報や関連する話題は、Twitterでも発信しています。リプライやDMでもお気軽にご相談ください!
ご紹介した内容についてのお問い合わせは、以下のフォームからも承ります。