この記事は、Shopify商品をGoogleに連携したときに起きがちなエラーと解決方法を考えるシリーズです。
今回のエラーはこちら:
(英語)Promotional overlay on image [image_link]
(日本語)画像 [画像リンク] でプロモーションのオーバーレイが発生しています
Googleショッピング広告では、色々な画像の要件があり、以下などが挙げられています。
- 商品の全体が写っている
- 商品単体画像である(商品以外の要素が写っていない)
- 背景は白または透明
- 割引率や送料無料、ブランドロゴなどの要素を載せない
より詳しくは、公式ヘルプ(https://support.google.com/merchants/answer/6324350)をご覧ください。
今回のエラーは、商品の画像に、ブランドロゴや「〇%OFF」など 商品以外の要素が入っているときに起きる場合があります。
なお、このエラーはShopify以外でも起こりうるもので、解決方法も基本的には同じです。
それでは早速解決方法を見ていきましょう。
解決方法1:Google Merchant Centerの画像自動改善機能
Google Merchant Centerの画像自動改善機能を使用することで解決するケースがあります。
Google Merchant Centerアカウントの右上のツールボタン > 自動改善 > 画像品質の向上から機能をオンに変更できます。
これで解決できたら一番手軽ですので、試してみる価値はあるかと思います。
ただし、画像自動改善機能を使用しても不承認が解消しないケースもあるため、その場合は解決方法2、または3に取り組みます。
解決方法2:余計な要素を含まない画像を、メイン画像に指定する
ShopifyストアがGoogleチャネルを利用してGoogleに連携している場合は、この方法をとる必要があります。少し大変かもしれません。しかも、この解決方法をとると、サイト上のメイン画像も置き換わってしまいます。
まず、テキストなど商品以外の要素を含まない画像を用意します。その画像を、商品のメイン画像に設定していきます。現行の画像と差し替える形です。
対象の商品が多くて、ひとつひとつ画像を登録していくのは大変…という場合は、上級者向けですが、画像を一括でアップロードしておき、csvでストアにインポートすることもできます。csvインポートについてのShopify公式ヘルプはこちら。
解決方法3:「dfplus.io」アプリでメイン画像以外の画像URLをGoogleに送信
サイトのメイン画像はそのままにエラーを解決したい場合は、データフィード管理ツールを使います。たとえば「dfplus.io」アプリを使えば、以下のように、メイン画像以外の特定の項目をGoogleに送信することができます。
- メイン画像ではなく、2枚目の商品画像URLをGoogleに送信する
- メタフィールドに指定された商品画像URLをGoogleに送信する
- 「〇〇ブランドの商品」など、特定の条件の商品にだけ上記ルールを適用する
などが簡単に実現できます。ご検討下さい。
「dfplus.io」を使うと、他にも
- 商品タイトルの最適化
- カテゴリーの設定
- 具体的なアドバイスを元にした着実な改善
などを簡単に行うことができ、Googleショッピング広告の成果をもっと上げたい、というときに最適です。
複数サイトや複数媒体の管理が簡単なため、EC構築・運用事業者様にもご導入頂いています。よろしければぜひご検討下さい。