2022年6月1日より、Pinterestアドが日本で利用開始となりました。
広告掲載が可能になったばかりで、「まだPinterestにどんな広告を掲載すればよいか分からない…」という企業の担当者様は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、弊社側で「Pinterestという媒体にマッチしているな」と感じた広告クリエイティブを、商材ごとに分けてご紹介していきます。
※Pinterest広告そのものの紹介はこちらの記事をご参考ください。
そもそも「成果の上がるピン」とは?
Pinterestの最大の特徴としては、ユーザーにアイデアを提供するものであれば、広告も受け入れられやすいという点が挙げられます。加えて、Pinterestの公式ページでは、「成果の上がるピン(投稿)」=「ビジュアルの説得力と心に響くストーリーで、ユーザーの興味を掻き立てるコンテンツ」と定義されています。
ピン(=クリエイティブ)を構成するうえで、「画像」「動画」「アイデア」に分けて、細かく入れておくべき要素の解説がされているため、これから配信を検討されている方は、必ずチェックしておきましょう。
※ご参考
ファッション編
シンプルに商品そのものがはっきりわかるECサイトの情報・画像を連携すれば、同じようなアイテムを探しているユーザーの目に止まる可能性が高まります。
また、自社商品を使ったコーディネート画像を連携すれば、一つの商品には興味がなくても、似たような系統のコーディネートを好むユーザーには、ブランド自体をアピールしやすくなるかもしれません。
画像の中に身長が書いてあるようなクリエイティブも、一目でターゲットに訴求できるので良いですね。
Pinterestアドには、様々なクリエイティブフォーマットがあり、商品コーディネートの表現をたくさんできるのも魅力。例えばこちらのように動画を使うことで、商品がどのような質感なのか、どんな場所にマッチする商品なのかをより視覚的に伝えることもおすすめです。
インテリア・家具編
自社商品を使ったインテリアコーディネートをクリエイティブにすることで、日々様々なアイデアを探すユーザーへより自然に商品やブランドをアプローチすることが可能になりそうですね。また、商品写真のみの場合でも、トンマナをしっかり作りこんだ一枚であれば、こうした様々な「アイデア」を提供するクリエイティブに囲まれていてもとても目を引きます。
特にインテリアはなかなか気軽に試すことが難しいため、自社商品をどんな風に日常に活用できるかのアイデアを訴求するのも良さそうです。コーディネートに使った商品を別途分けて表示できたり、カルーセルのようにして商品の色んな角度の見え方を訴求したりと、広告フォーマットをしっかり活用すれば、ホームに表示されるだけでも、ビジュアルからユーザーへ伝えられる情報はたくさんありそうです。
不動産編
デザイナーズマンションなどを扱う不動産サービスとも相性が良さそうです。ピックアップした物件画像でも、家具を配置したものや、日の入り方が分かりやすいアングルの写真で、タイトル等で物件の詳細情報を簡潔に伝えることで物件の魅力を、違和感なくユーザーへ伝えることが出来そうですね。
また様々なサービスを持っている場合は、クリエイティブのイラストや写真のトンマナをしっかり揃えてあげることで、異なるサービスでも同じブランドのイメージを訴求することが出来ています。
ECはもちろん、どのサービスでもクリエイティブにしっかりこだわり、ビジュアルで訴求することがカギとなりそうですね。
その他
上記に挙げた事例以外でも、「自社のサービスを使ってどんなことができるようになるか?」、その「アイデア」をクリエイティブに落とし込んでいる事例となります。
Pinterestのクリエイティブ作成時の注意事項
「他媒体で使っている広告をそのままPinterestにも…」と考えている方に特に注意していただきたい部分が、Pinterestの広告ポリシーとなります。他の広告ではOKだったクリエイティブでも、Pinterestはさらに細かいガイドラインが設けられており、抵触する可能性があります。
※ご参考
また、現在規制を通り抜けて掲載されてしまっている広告についても、今後規制が厳しくなる可能性もあります。流用する場合も、新規でクリエイティブを作成する場合でも必ず確認をしましょう。
最後に
ここまで、日本でも広告が利用可能になったPinterestに掲載されている広告で、個人的に素敵だなと思う広告についてピックアップしてきました。今後、広告利用を検討される企業様が増えるにつれて、併せてクリエイティブに悩む企業様も増えてくるのではないでしょうか。
Pinterest は、公式サイトの言葉を借りると、「安心してアイデアを探し、新しいことに挑戦できるプラットフォーム」と定義されています。自社の商品・サービスを使って、ユーザーにどんなインスピレーションを訴求できるか考えてみると良いでしょう。
※ご参考:
dfplus.ioブログでもPinterestに関する最新情報を今後も更新予定ですので、ぜひチェックしてみてください。