Instagramショッピング投稿を広告として配信可能に。リマインダー機能、チェックアウト機能などさらなる機能拡充も予定

コラム
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2019年10月31日(現地時間)、Instagramのショッピング投稿がすべてのビジネスにおいて広告として配信可能になることが発表されました。

日本では2018年6月にサービスが開始されたInstagramショッピング(ShopNow)。今ではフィード上に多くのInstagramショッピングの投稿を見かけるほど馴染みある機能となっています。Instagramによると現在、毎月1億3,000万超のアカウントがInstagramショッピングの投稿をタップしてタグを表示させているとのことです。(2018年3月Instagram調べ

これまでInstagramショッピング機能は、Instagramのオーガニック投稿やInstagramストーリーズ投稿での利用に限定されていましたが、今後広告利用が可能になることで、広くターゲットオーディエンスにリーチすることが可能になります。

本記事では、Instagramショッピングの広告利用、さらに現在行われているInstagramショッピングの機能拡充の一環であるリマインダー機能、チェックアウト機能のテスト実施についてもご紹介します。

Instagramショッピング投稿の広告配信

日本を含むすべての国と地域において、Instagramショッピング機能を利用しているビジネスであれば、広告マネージャを使うことで、既存のショッピング投稿をフィード広告として配信することが可能になります。

本機能は、2019年9月より一部のビジネスを対象にテストしていたものです。

Instagramショッピング投稿を利用した広告では、広告内に設置されたタグをタップするとInstagram内の商品説明ページに遷移し、さらに事業者のモバイルサイトでの購入ページに誘導することができます。

今後は、Instagramでのショッピングをより簡単にするために、この広告内でのチェックアウト機能を開発し、テストする計画もあるとのことです。

Instagramショッピング、商品発売のリマインダー機能(テスト開始)

Instagramショッピングを利用した、商品発売のリマインダー機能のテストを開始しています。

本機能では、Instagramストーリーズの商品発売ステッカー(product launch sticker)やフィードの商品発売タグ(product launch tag)を利用することでユーザーにリマインダーを送ることができます。これによりユーザは商品を入手できるようになったときにすぐに購入することができます。

本機能は、USにおいて実施されているチェックアウト機能のクローズドベータに参加している一部ブランドにおいてテストが開始されているとのことです。

Instagramチェックアウト機能とは?

2019年3月にクローズドベータとして発表されたチェックアウト機能は、Instagramを離れることなくアプリ内でセキュアに決済が可能となる機能です。

支払い情報は1か所に保存され、「購入のためにブラウザを開き、サイト毎にログインする」という購買ステップの手間を省くことができるためユーザーのショッピング体験を向上させます。

本機能は当面クローズドベータテストとして一部ブランドのみに提供されていますが、対象は順次拡大し、直接利用だけでなく、Shopify、BigCommerce、ChannelAdvisor、CommerceHubなどのパートナーを介した連携もできるようにする予定とのことです。

さいごに

Instagramショッピングはこれまでも、Instagram内でユーザーが気に入ったものを見つけ、簡単・便利に購入できるよう、機能拡充を行ってきました

今後も、さらに便利な新しいショッピング体験の提供ための機能拡充が期待できます。

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(執筆:松元)

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