Facebook / Instagramダイナミック広告入門:特徴や出稿方法について解説

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コラム

本記事では「Facebook / Instagramダイナミック広告を検討している」という方向けに、特徴やクリエイティブ、出稿方法についてまとめました。

すでに出稿されている方向けの効果改善ガイドは、こちらの記事をご覧ください。

Facebook / Instagramダイナミック広告とは

Facebook / Instagramダイナミック広告(以降Facebookダイナミック広告)は、データフィード(商品データ)を活用して、ユーザー一人一人に最適な商品(サービス)を配信する広告です。

ユーザーの興味・関心、意向、アクションに基づいて、クリエイティブを自動配信するため、配信の負荷なく効率的な運用が可能です。

特徴

配信面

以下4つの配信面の各掲載枠に配信されます。

  • Facebook(フィード、右側広告枠、Marketplace、ストーリーズ)
  • Instagram(フィード、ストーリーズ、発見タブ)
  • Audience Network(ネイティブ、バナー、インタースティシャル)
  • Messenger(ホーム)
ダイナミック広告

各配信面で、広告掲載の枠を細かく指定することもできます。
迷われる際は、はじめは配信場所は自動化して幅広く配信し、後から成果の良い掲載面に予算を多く分配したり、と手動で調整する方法がおすすめです。

クリエイティブのフォーマット

シングル画像広告、カルーセル広告、ストーリーズ広告、コレクション広告の4つのフォーマットで利用可能です。

クリエイティブのフォーマット
(画像引用:広告形式の仕様と推奨事項 | Facebook広告ガイドカルーセル広告7つの活用方法

参考 : Facebookダイナミック広告について | Metaビジネスヘルプセンター

高いターゲティング精度

Facebook広告は、CookieではなくFacebook IDを使って”人ベース”でターゲティングをするため、高精度なターゲティングが可能です。

実名制のSNSである点からも、生年月日や性別、職歴などの個人情報も正確に登録されていることが多い点はFacebookならではの強みです。

そんなFacebook広告にはオーディエンスの種類が3つあり、それぞれで設定できる項目が異なります。

3つのオーディエンス

コアオーディエンス
年齢、興味関心、位置情報などの条件でオーディエンスを指定できます。

カスタムオーディエンス
オンラインまたはオフラインで、すでに広告主のビジネスに対してアクションを実行したユーザーに再度リーチできます。Weサイトに訪れたことがあるユーザーの情報や、自社で保有している顧客情報を照らし合わせて活用することが可能です。

類似オーディエンス
既存の優良顧客と共通の興味・関心を持つユーザーにアプローチできます。新しいユーザーを獲得したい場合に最適です。

参考:Facebook広告のターゲット設定オプション | Meta for Business

配信までのステップ

1. Metaピクセルの設置

WebサイトにMetaピクセルというタグを埋め込みます。これにより、ウェブサイトで実行されたアクションを把握して、広告の効果を測定することが可能になります。

Metaピクセルは大きく2つの役割で使用されます。

広告効果の計測
Facebook広告を見たユーザーのその後のアクション(購入や会員登録など)を複数デバイスを横断してトラッキングし、そのデータを元にキャンペーンの効果測定を行います。

機械学習の促進
Metaピクセルを介して取得したデータを元に機械学習し、購入などのアクションをとる可能性が高いユーザーにリーチできるよう、広告を自動的に最適化することも可能です。

ウェブサイトのアクションに応じた、Metaピクセルの各イベントコードは以下をご参照ください。
Facebookピクセル標準イベントの仕様 | Metaビジネスヘルプセンター

参考:Facebookピクセルについて | Metaビジネスヘルプセンター

2. カタログの作成

カタログとは、広告配信したい商品をまとめたデータ(データフィード)を指します。カタログ登録した情報を元に広告が配信されます。

データフィードに関する詳細は以下の記事をご覧ください。

カタログのテンプレートはこちらからご確認が可能です。仕様に沿って、カタログを作成してください。

カタログ作成のポイント

広告で正しい商品情報を表示するためには、カタログを常に最新の状態に保つことが重要です。商品情報が頻繁に更新される場合は、自動更新できる仕組みが推奨です。

また、必須項目だけでなく、必要に応じて任意項目を活用することも重要です。より多くのデータを提供することで、機械学習を促し最適化を後押しします

3. キャンペーンの作成

ピクセル・カタログの設定が完了したら、最後にキャンペーンの作成です。

広告マネージャからキャンペーンの目的を選択し、カタログの紐づけ、オーディエンス・クリエイティブ等の設定をして、配信開始です。

キャンペーンの設定・入稿はこちらの記事をご覧ください。
Facebookダイナミック広告を作成する | Metaビジネスヘルプセンター

まとめ

Facebookダイナミック広告の入門として、特徴から配信までのステップについてご紹介しました。

豊富な配信面や高いターゲティング精度・オーディエンスの拡張性などは、Facebookダイナミック広告ならではの強みです。

本記事が現在ご検討されている方のお役に立てれば幸いです。

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