こんにちは! dfplus.io ブログの担当3号です。
いきなりですが、お持ちの商品データ、Googleショッピング広告やCriteoといったフィード広告(ダイナミック広告)だけに使用していませんか?
そもそも、商品データとは何を指すのかというと、分野によって異なりますが、一例としては下記のような情報を指します。
- EC:売り物の商品情報(商品名・在庫数・価格・画像など)
- 人材:求人情報(応募条件・掲載開始日など)
- 不動産:物件情報(間取り・アクセスなど)
実は、このような商品データを活用できるマーケティング施策は、フィード広告だけではないのです。
今回は、企業の資産である商品データを活用できる媒体や広告メニューを7つ紹介したいと思います。
1. フィード広告
フィード広告とは、商品データを利用した広告のことです。利用するためには商品データを利用する広告媒体に提供する必要があり、その仕組みをデータフィードと呼びます。
なかでも特に有名な広告媒体を3つご紹介します。
- 検索キーワードに連動して配信されるGoogleショッピング広告
- 閲覧した商品や関連商品をリターゲティング配信するCriteo広告
- ユーザーの属性や行動を元に、高い精度でターゲティング広告を配信できるFacebookダイナミック広告
リターゲティング中心だったCriteoやFacebookでも、最近は自社サイトに未訪問のユーザーへ広告配信できるメニューが登場しました。
新規ユーザーの獲得を狙えるこれらの広告メニューは、リターゲティング広告と同様、商品データから広告を自動生成することができます。
フィード広告で成果を高めるためには、タイトルやカテゴリ分類を広告用に最適化した商品データを用意する必要があります。効果を高めるポイントにご興味がある方は、下記の資料も合わせてお読みください。
CriteoやFacebookダイナミック広告などの活用に役立つ、資料ダウンロードはこちらからどうぞ!
2. リスティング広告の自動化(動的検索連動型広告)
動的検索連動型広告は、指定したページに関連する検索語句を広告媒体が選び、その語句で検索したユーザーに配信する広告メニューです。
Googleが提供しているDSA(Dynamic Search Ads)やYahoo!のDAS(Dynamic Ads for Search)があります。
従来のリスティング広告とは異なり、商品と関連のある全ての検索語句を広告配信の対象とします。つまり、キーワードの選定が必要ないことが特徴です。
広告文も、検索された語句と広告のリンク先Webサイトのコンテンツの両方に基づいて、関連性が高くなるように動的に作成されるので、設定不要です。
このように、動的検索連動型広告はページの指定以外は作業を自動化できるメニューです。
広告に使用するページの指定に、商品URLの一覧(ページフィードと呼ばれるデータフィード)が利用できます。
お持ちの商品データの中に商品URLが含まれることが多いため、商品データを使うことで、動的検索連動型広告を効率的に活用できます。
3. Instagramショッピング
人気の高いSNSであるInstagramを使用するInstagramショッピングは、海外では「Shop now」とも呼ばれる機能です。
ユーザーはInstagramの投稿からECサイトに遷移でき、スムーズに投稿画像内の商品を購入することが可能です。
Instagramショッピングでは、商品データをカタログとして登録することで利用できるため、商品データが必須です。
常に最新の商品データをカタログに登録しておけば、Instagramショッピング上でも在庫の有無を反映したり、最新の価格・セール価格などを表示できます。
Instagramショッピングの導入効果や始め方については、こちらの資料で解説しています。

4. アフィリエイト
アフィリエイト広告を利用されている方は多いかもしれません。
アフィリエイト広告を利用する場合、各ASPに商品名や画像など、商品に関するいろいろな情報の登録が必要になることはご存知だと思います。
それら、商品名・画像などの情報は、お持ちの商品データに揃っているはずです。
最新の商品データを定期的に各ASPに提供する仕組みを利用することで、これらの商品情報の登録を楽に行えます。
さらに、上記の仕組みを使うことで在庫情報が自動で正しく反映されるといったメリットもあります。
リンクシェア・バリューコマース・A8.netなどが有名なASPです。
5.バーティカルメディア掲載(求人)
バーティカルメディアは、特定の分野に特化したメディアのことです。
特に、求人に特化したメディアでは、Indeed、求人ボックス(株式会社カカクコム)・スタンバイ(株式会社ビズリ
ーチ)・キャリアジェット(Careerjet Limited)が有名です。
これらのサイトにとっての商品データとは、求人情報のことを指します。
通常、これらのバーティカルメディアに掲載される情報は、クローラーが自動で集めたものです。
しかし、クローラー任せにする問題点として、情報を変更してもすぐにサイト上で更新されないことや、希望通りの見え方で表示されないことなどがあります。
クローラーに任せるのではなく、保有する求人データ媒体に提供することで、掲載する求人を希望通りに表示させられます。
6. 自社サイト内レコメンド
サイト内レコメンドは、サイト訪問客の行動情報(閲覧や購買)をベースに自社サイト内で商品のレコメンデーションを行うことです。
サイトを訪れたユーザーが見た商品や、その商品と関連する商品をトップページやカテゴリページなどに「最近見た商品」や「おすすめの商品」として表示します。
その仕組みは、レコメンドエンジンが閲覧履歴などを元に、商品データから適切な商品を掲載するというものです。
サイト内レコメンドエンジンを提供している企業としては、シルバーエッグ・テクノロジー社や、ZETA社などがあります。
7. その他活用先(ECモール・価格比較サイト)
ECサイトの運営者が楽天市場やAmazonといったモールに出店する際には、自社の商品データを提供することが必要です。
また、価格比較サイトの掲載にも商品データ(商品名、型番、価格など)が利用されています。
常に最新の商品データを連携しておくことで、在庫管理といった運用作業の負担を軽減できます。
「ダイナミック広告だけじゃない!『商品データ』活用施策7選」まとめ
今回は、商品データを活用できる7つの施策をご紹介してきました。
商品データを活用できる施策が、フィード広告以外にも多数あることを知っていただけたでしょうか?
また、商品データを活用するなら、商品データを施策に合わせて自由に加工したり、定期的に最新の状態に更新できる「データフィード管理ツール」の利用もご検討ください。
ぜひ、商品データを眠らせず、商品データマーケティングに取り組んでみてください。
マーケター向けデータフィード管理ツール dfplus.io
商品データマーケティングには、商品データを媒体に送る仕組み「データフィード」が欠かせません。
しかし、データフィードを自分たちで用意すると、開発の負担が大きく、小回りがきく広告運用ができないことも。
手間をかけずに商品データマーケティングを試したい! そんな方には、フィード初心者も使いやすいデータフィード管理ツール「dfplus.io」がオススメです。
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商品データを最大限活用することにご興味のある方は、お気軽にご相談くださいませ!
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