こんな時どうする?データフィード改善の実践テクニック(基礎編)

コラム
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Facebookダイナミック広告やCriteo、Googleショッピング広告など、ダイナミック広告の効果改善に欠かせないのが、データフィードのチューニングです。

リスティング広告に表示させるテキストや、ディスプレイ広告のバナーは、何度も差替えを行っているのに、ダイナミック広告のデータフィードは、導入時に作成した時のまま。なんて事ありませんか?

また、いざデータフィードの改善に取り組もうと考えた時には、「思うように改善施策が思い浮かばない」「どんな事ができるのか分からない」といった声もよく耳にします。

本記事では、そんな課題をお持ちの方に向けて、実際にデータフィード改善データフィード最適化(DFO)の現場で活用されているテクニックをご紹介していきます。

訴求力を高める商品タイトルを作成するには?

データを結合させて新しいタイトルを作成する

元データの商品名が、シンプルな場合には、他の項目から情報を加えて具体的な商品タイトルとなるように作成しましょう。

例えば、ECサイトであれば、商品名にブランド名、カラー、サイズなどユーザーが求める情報を表示する事をおすすめします。

具体的な商品情報を商品名に含めることで、視認性を高め、CTRの改善が期待できます。
また、Googleショッピング広告では、検索語句と一致するキーワードを商品名に含める事によって、インプレッション数の増加も期待できます。

媒体の規定や、広告表示される文字数などを考慮して、媒体毎に適切な形式に整える事も重要なポイントです。

機械学習を促し効果を上げるフィード構成にするには

データを分割して新しいカテゴリを作成する

データフィードの項目には、広告表示だけでなくダイナミック広告の機械学習・最適化に影響を与える項目も多く含まれます。

例えば、Criteoでは入札調整や機械学習に使用されるカテゴリに、Categoryid1,Categoryid2,Categoryid3 という項目があります。

下記の図のように、自社の商品データでは、[職種分類/職種名]が同一カラムとなっている場合でも、データを分割して職種分類、職種名をそれぞれ独立したカテゴリとして作成することで機械学習を促進させることができます。

機械学習の効果を最大限発揮できるように、元データの情報をフル活用して、各媒体が推奨するフィード構成となるように意識することも大切です。

ユーザーに伝わりやすい情報を表示させる

単語を置き換える

漢字、カタカナ、英字、1つの単語に対して複数の表記方法があるのも日本独特ですよね。
「英語⇔カタカナ」「英語⇔漢字」のように、単語を置き換えて表示させることも効果改善につながるポイントです。

ユーザーに対しての伝わりやすさを心がけて、ブランド名や、サイズ、カラーなど置き換えた方が良いキーワードが無いか見直してみましょう。

数値・コードを置き換える(表引き)

データフィードの改善に取り組もうと思い、元の商品データを確認したら、数字ばかりが記載されていた・・・なんて事も、よくあります。

これは、商品データの特定のカラムが、あらかじめ決められたルールに沿って単語に対応した数値で管理されているケースです。

このような場合には、決められたルールを元に数値を単語に置き換えた上でデータフィードを作成します。(予め商品データの定義書・変換表のご共有が必要です。)

このような加工方法を、「表引き」と呼んでいます。

さいごに

データフィードは、決まった項目に情報を当てはめるだけでなく、活用次第で、まだまだ改善できるポイントが多く含まれている事を感じていただけたのではないでしょうか?

今回、ご紹介させていただきました例は、データフィードで改善できるテクニックのごくごく一部です。今後も、データフィードの改善に役立つヒントをご紹介していきます。

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